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特別記事「『天空の城竹田城跡号』を振り返る」vol.4 最終章

特別記事最終章です。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
2016(平成28)年10月19日(水) JR播但線寺前駅にて
周辺トイレ:寺前駅

播但線が全線開通110周年を迎えたこの年の9月30日(金)から翌年2月28日(火)の間、電化区間の103系3500番台2編成にシール式の記念ヘッドマークが掲出されました。
この日は朝からヘッドマークを掲出した2編成を追って撮影していましたが、そのうちの1本が寺前駅で「天空の城竹田城跡号」と並ぶ運用に入っていたので、駅にお邪魔して撮影しました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
224D 2017(平成29)年2月13日(月) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

前年の「天空の城~」としての運転を終えたキハ40-2007、前シーズンのように方転することなく、播但線の定期運用をメインにオフシーズンを過ごしました。
この冬は近年稀に見る大雪続きで、2月の大雪の際に豊岡に戻っていた同車は、屋根上のクーラーやタンクが全く見えないほどに雪を積んで奮闘しました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1221D 2018(平成30)年7月23日(月) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

「天空の城~」としての運転日が大幅に削減されたため、播但・山陰線定期運用に入る機会が増えた同車は、様々な車両とコンビを組みました。
写真は、唯一方転しているキハ41-2001との併結。
キハ40-2007は、京都丹後鉄道の「黒松」と併結した団体専用列車「ぐるっと北近畿」や、城崎温泉駅と天橋立駅を結ぶ臨時快速「城崎・天橋立ダイレクト」などに使用され、京都丹後鉄道内での活躍が見られるようにもなりました。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
回9647D 2018(平成30)年11月23日(金) JR播但線新野駅にて
周辺トイレ:新野駅

この年の秋の運転から、9646Dとして寺前駅に到着したキハ40-2007は回9646Dとして新野駅まで回送され、9分停車ののちに回9647Dとして寺前駅へ戻る運用が組まれ、たった一駅ですが電化区間に乗り入れるようになりました。
新野駅から寺前駅へと折り返した同車を望遠で。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
238D 2019(平成31)年3月5日(火) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

年明け早々、後藤総合車両所に全般検査入場した同車。
ラッピングはそのままに、足回りだけピカピカにして戻って来ました。
全検明けですぐに播但線定期運用に入った同車の運用2日目を捉えたのが上の写真です。
足回りは全く汚れていません。
またこの時、キハ40・41ともにライン記号(アルファベット)とラインカラーを取り入れた新しいデザインの方向幕に順次更新中でしたが、同車はすでに新幕に更新済でした。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
9647D 2019(平成31)年4月28日(日) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

そして、先日記録したばかりのこの写真。
27日に「天空の城~」として最後の運用が始まった同車。
この日の9646Dの方向幕は「天空の城~」ではなく新幕の「快速寺前」を掲出していました。
新野駅から寺前駅に戻ってきた同車を確認すると、今度は新幕の「快速城崎温泉」を掲出していたので、9647Dはこのまま運転されるだろうと予測、幕がわかるように9647Dを撮影してみました。
本当は列車名の幕がいいのですが、これも超レアなことなので、平成最後の撮影で良いものが記録できたと思っています。

本日で現行ラッピングによる「天空の城竹田城跡号」の運転が終了しましたが、その活躍を振り返る企画も今回をもって終了となります。
こうして5年を振り返ってみると、我ながら色々記録してきたんだなぁとしみじみ(笑)。
自分が播但線が好きで、近隣線区でネタ列車が走っていても播但線に引きこもって(^-^)撮影を続けてきたからこそ、こうして振り返ることができるんだと思います。
新たなデザインのラッピングとなって再登場するキハ40-2007、「天空の城竹田城跡号」時代同様にしっかり記録していきたいと考えています。

今回のシリーズにお付き合いくださり、ありがとうございました。

by 95219522 | 2019-05-06 21:30 | 播但線 | Trackback | Comments(0)
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