勤続20年に伴う特別休暇を利用し、親子3人で城崎のホテルが初めての宿泊を体験し、帰宅した9月1日。
夕方の新幹線に乗って山口に入り、レンタカーで津和野入りしました。 12月いっぱいまでの「幕末維新やまぐちデスティネーション・キャンペーン」に合わせて運用を開始するSL「やまぐち」号用35系客車の初日と、8月27日で「やまぐち」号から引退した12系レトロ客車のお別れ列車を記録するのが目的でした。 2日早朝には12系レトロ客車使用のSL「ありがとうレトロ客車」号の回送が行われるので、これも記録するための前日入りでした。 回9523レ 2017年9月2日(金) JR山口線徳佐~船平山間にて ホテルを4時半ごろに出、徳佐駅近くのポイントに5時前には到着していました。 辺りはまだ真っ暗で気温も低く、半袖では寒いくらいでした。 某短文投稿サイトを見ると、回送列車はヘッドマークを掲出したC56 160を先頭に新山口駅を発車した旨、写真付きで投稿されていました。 2chでは全く根拠のないデマや予想、馬鹿としか言いようのない投稿が飛び交い、ここに集い書き込む人たちの頭の悪さ、程度の低さ、人間としての価値の無さに、観察してるだけの私(笑)は「お前らアホばっかりやなぁ」と。 ヘッドマークの掲出までは予想できませんでしたが、回送列車の編成がこうなることくらい、津和野での作業の流れを考えれば予想できることなのです。 2chでの妄想合戦の話が独り歩きしたのか、この回送列車の撮影にはDLファン(恐らく例の長門峡事件の犯人も来ていたでしょうね)もかなり多く含まれているようでした。 最初から追っかける気がない私は、2時間前からこの場所に待機。 手前には稲刈り途中の田んぼに、黄金の稲が残されていましたが、それを入れるよりも蒸機列車らしく煙りを取り入れようとと考えて構図を取りました。 鍋倉通過時刻になるとC56 160の汽笛が聞こえ、煙りも見えました。 やがて重連を組んだDD51との絶気合図の後、徳佐駅に入線・停車したのが確認できました。 同時に、たくさんの追っかけの車がどっと押し寄せ、一帯は満員御礼状態に。 上り普通が徳佐駅に到着したのと入れ違いにC56 160の汽笛が響きました。 黒煙を上げて駅から出てきた編成は、朝日を目一杯浴び、津和野を目指して突き進みます。 9524レ 2017年9月2日(土) JR山口線津和野~船平山間にて 津和野駅へは行かず、道の駅に立ち寄った後、白井地区の定番地へ直行しました。 12系レトロ客車最後の列車となるSL「ありがとうレトロ客車」号の通過まで3時間近くあるので、自分の立ち位置をじっくり探ることができました。 行き交う列車で構図を確認しながら、また近くの撮影者とお話させていただきながら、のんびりまったり時間を過ごしました。 風があり、肌寒いのが難点で、雲が次から次へと流れ込み、陰るのも心配の種でした。 午前10時を過ぎても、撮影者はさほど多くはなく、混乱することもなく通過時刻を迎えました。 白井地区のSL応援団の方々も見送りに出てこられ、いよいよ12系レトロ客車とのお別れの時。 C56 160の汽笛が響き、ドラフト音がだんだん大きくなって、カーブから列車が現れました。 DD51に押され気味ではありましたが、C56 160も夏らしい煙りを吐いていました。 通過する車内は満員、多くの乗客がこちらに手を振っていました。 撮影者の多くが列車に向かって手を振り、12系レトロ客車との別れを惜しんでいました。 8521レ 2017年9月2日(土) JR山口線船平山~津和野間にて 9524レは篠目駅で、本日から35系客車使用のSL「やまぐち」号と行き違いますが、私は篠目駅へは行かず、8521レを待つことにしました。 当初は徳佐カーブの下段で撮影しようと考えており、一旦向かったのですが、風が強く、また下段への入り口に害獣対策の電線が設置してあったので、ここでの撮影を諦め、白井へ戻ってきました。 9524レ撮影をご一緒した方がここに留まるとおっしゃっていたので、私も混ぜていただきました。 SL応援団の方のお出迎えがあるだろうから、多少なりとも煙りが出るのでは?と期待しての場所決めでした。 やがて通過の時、白井トンネル内をかなりゆっくり走っているらしく、なかなか出て来ませんでした。 ようやく出てきたC57 1は全くの無煙(涙)。 汽笛を鳴らしたまま、低速で下って行きました。 運用初日の35系客車の乗客は、車掌も含めてこちら側を向いて手を振っていました。 私を含め、御一緒した皆さんも手を振ってお見送りしました。 2017年9月2日(土) JR山口線津和野駅にて SL「ありがとうレトロ客車」号同様、この日のSL「やまぐち」号にはDCオープニング記念として特別マークが掲出されました。 8522レ 2017年9月2日(土) JR山口線長門峡~篠目間にて C57 1の煙りを収めておきたかったので、8522レは長門峡の発車を狙いました。 朝はいい天気でしたが、お昼頃から曇り出し、夕方にはどんより曇ってしまいました。 風も強くなり、通過時の予想が全くできない状況に。 ちらほらと撮影者も来、観光客も上がって来ました。 長門峡発車の5分ほど前に、道の駅で「やまぐち」号を案内する放送が掛ると、一気に人が増えました。 やがて、すぐ近くの踏切が鳴動、C57 1の汽笛が響きました。 何度も汽笛を鳴らして近付いて来るC57 1。 夏らしい薄い煙りを吐き、ドレインを切りながらゆっくりと進んで来ました。 通過後、最後尾スハテ35の展望デッキを振り返ると、多くの乗客が笑顔で手を振っていました。 2日の撮影はここまで。 この後、数年ぶりに津和野の温泉宿わた屋さんへ。
by 95219522
| 2017-09-04 14:34
| SLやまぐち号・津和野稲成号
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