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No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号

台風前の西日本は高気圧に覆われて晴れという予報でした。
梅雨はその高気圧に負け、ここ数日は晴天続きで記録的な猛暑となっていますね。
今日は、猛暑覚悟で夏空でも記録できれば・・・と思いつつ、撮影に出かけてきました。

No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号_d0144549_2184851.jpg

Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
223D 2015年7月15日(水) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

寺前駅前を通り掛かると、1番ホームで223Dが発車待ちをしていました。
上空は雲ひとつない快晴。
いきなり目標の夏空を記録できる!と、第二市川橋りょうへ向かいました。
ここは橋りょう横に電線が張ってあり、影が気になるポイントですが、太陽が高い位置を移動する季節となり、この時間でも電線の影は車両には掛らず、橋りょうに掛っていました。
市川の堤防で10分ほど待ち、ようやくやって来た、首都圏色キハ40 2046先頭の223Dを撮影。
何だか空へと登って行く、銀河鉄道のように思えるのは私だけでしょうか(笑)。

No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号_d0144549_219477.jpg

Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
222D 2015年7月15日(水) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ

223Dを追うように国境へ進行。
真名谷を過ぎると、市川に冷気が漂っているのが確認できました。
水面から2mほどでしょうか、靄となって立ち込めているのが何とも幻想的でした。
下市川橋りょうまでやって来ると、逆光に煌めく水面と、その上に立ち込める冷気でより幻想的な光景が広がっていました。
少しでも風が吹けば、冷気はなくなってしまいますし、時間が経って水温が上がれば消えてしまいます。
記録するチャンスは今しかない!丁度222Dが峠を降りて来る時間。
大急ぎで撮影ポイントを探り、撮影しました。
車両・橋りょうはシルエットになりましたが、一層雰囲気が良くなったと思っています。
ちなみにこの冷気、この後20分をしないうちに消えてしまいました。

No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号_d0144549_2192270.jpg

Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
227D 2015年7月15日(水) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

先日撮影したのうぜんかつらへ。
まずは224Dを撮影。
2両編成の和田山方には、久しぶりに見る銀馬車・鉱石号の姿がありました。
折り返し227Dも狙うことにし、レンズを交換、構図を変えて2D「はまかぜ2号」を撮影。
同じ構図で、前照灯を点けた銀馬車・鉱石号の前面を取り入れて、のうぜんかつらとの共演を撮影。
この共演は今シーズン限りです。

No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号_d0144549_2193814.jpg

Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
9246D 2015年7月15日(水) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:神社公衆トイレ

のうぜんかつら撮影後、朝食を食べて和田山辺りまでロケハンに行きましたが、これと言ってめぼしいものも見つからず、行きがけに見つけた神社の幟を撮影しようと、生野まで戻って来ました。
近くお祭りでもあるのでしょうか、6本の幟が揚げられていました。
まずは231Dを撮影し、生野駅で交換する9246D「天空の城 竹田城跡号」を撮影しました。
幟の影の短さが夏を物語っています。

No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号_d0144549_2195860.jpg

Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1D 2015年7月15日(水) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ

9246Dと長谷駅で交換する1D「はまかぜ1号」がすぐに峠を登ってきます。
下市川橋りょう脇から空を見上げ、太陽も取り入れて撮影してみました。
夏の厳しい日差しを表現したつもりなのですが、伝わりますでしょうか(^-^;)。

No.28 「夏空広がる!播但線」 7月15日号_d0144549_21101431.jpg

Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1233D 2015年7月15日(水) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

最後は、為信地区のお堂前で。
1233Dとして峠を登って来る城跡ラッピング車と夏空のコラボをと思い、広角で見上げるように撮影しました。
この場所では望遠系で車両正面や、カーブを曲がって来るシーンを撮影してきましたが、広角で空を主体に撮影するのは今回が初めてでした。
どんな写り方をするのか不安でしたが、列車の歪み方も面白く、しっかり空も記録できたので満足しています。

今日の撮影はここまで。


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※写真展開催のお知らせ※

『春夏秋冬 播但線』 -第七回藤原賢吾「播但線」写真展-

開催場所:神河町観光交流センター「カーミンの観光案内所」内多目的ホール
開催日程:2015年7月28日(火)~8月18日(火) 但し、水曜日は休館
開催時間:午前9時~午後5時 但し、最終日は午後3時まで
入場・観覧無料

会場常駐予定日
7月28日(火)、7月30日(木)~8月2日(日)、8月7日(金)、8月17日(月)・18日(火)

by 95219522 | 2015-07-15 21:50 | 播但線 | Trackback | Comments(2)
Commented by モリタ at 2015-07-19 23:17 x
本日はありがとうございました。
白いレンズで一発でわかりました。
あの後は上市川まで行くと期待外れで下市川で凄い靄がかかってました。
が、列車の時間には消えました。最低です。(T_T)
今度は抜けるような夏の青空狙いたいです。
Commented by 95219522 at 2015-07-20 22:23
>モリタさん

こちらこそ、昨日はありがとうございました。
また見かけたらお声掛けくださいね。
自然のものを被写体にするのって、結構難しいですよね。
天気一つ取ってもそうなんですから、靄なんて・・・ね(笑)。
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