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「またまた雪だゾ!播但線」の巻

鳥取・島根県では大雪の影響により、鉄道・道路共に大混乱のお正月になってしまったようで、列車内・自動車内で夜を明かした方も多くあったようですね。
山陰本線では立ち往生の特急「スーパーおき」救援に向かった除雪用機関車DE15の前頭車が脱線するなど、雪の降り方は尋常ではなかったようで、JRさんも大変な思いをなさったことでしょう。

播但線沿線でも雪は降ったものの、行動に困ることは全くなく、冬を記録するには持ってこいのお正月となっています。

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「はまかぜ2号」、着雪なし
Canon EOS-1Ds Mark III / EF70-200mm f/2.8L IS USM
2D 2011年1月2日(日) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

昨日夕方、私の住んでる地域でも雪が降り、今朝の道路はピッカピカのトゥルントゥルン(笑)。
冬用タイヤを装着しているとはいえ、橋の上では斜めに走る有様でした。
辿り着いたのは大晦日に訪れたのと同じ場所。
今日の2D「はまかぜ2号」は、編成が豊岡に留置されていたことを考えると、豊岡始発で運転されたものと思います。
10分ほど遅れてやって来た2D、大晦日のような着雪は一切なし。
しかし、枕木が見えない程度の雪があり、冬らしい写真となりました。

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雪に映える首都圏色
Canon EOS-1Ds Mark III / EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
1228D 2011年1月2日(日) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし

大晦日に豊岡へ戻った首都圏色キハ40は本日播但線に戻ってきました。
時間的に1228Dを狙えるので、為信地区で撮影。
首都圏色、よく映えますね。

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マルタイ
Canon EOS-1Ds Mark III / EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
2011年1月2日(日) JR播但線生野駅にて(鉄道敷地外より撮影)
周辺トイレ:生野駅

為信の親戚ん家にお年玉&新年のあいさつに寄り、お昼をご馳走になって生野駅へ。
今日こそ3D「はまかぜ3号」と9058D「はまかぜ88号」の交換を記録するためです。
駅の長谷方からの撮影は難しいので、新井方へ。
敷地境界杭の位置を確認し、鉄道敷地内に入らないように場所決め。
本線を挟んだ向こう側にマルタイが留置されていたので、形式写真風に撮影してみました。
「マルチプルタイタンパー」と呼ばれるこの保線車両は、かつて人の手によって行われていたバラスト(線路に敷かれた採石)の突き固めを一気に行う車両で、車体後方のシャッターのような扉の下からツメが少し確認できました。

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「はまかぜ」同士の交換
Canon EOS-1Ds Mark III / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
左:3D 右:9058D 2011年1月2日(日) JR播但線生野駅にて(トリミング・鉄道敷地外より撮影)

さて続いては本命の「はまかぜ」同士の交換です。
ダイヤ上では9058D臨時特急「はまかぜ88号」が先に入線し、続いて3D「はまかぜ3号」が入線することになっています。
すぐ近くにある分岐器は上り列車の侵入を知らせていますが、さてどうなるか・・・。
と、待っていると、後方にある生野隧道から轟音が聞こえ、前方の踏切警報機が鳴動し始めました。
ダイヤ通り、9058Dが先に生野駅に入線、最後尾乗務員室には女性車掌が乗務していらっしゃいました。
女性の車掌さんが乗務していらっしゃるだけで“華”がありますね。
続いて3Dが入線。
しばしの停車の後、3D・9058Dはほぼ同時に発車しました。
到着から発車まで、9058Dの女性車掌は直立で前方を確認し続け、戸締め前にはキリッとした指差呼称を行っておられました。
先日見た男性車両は大違い、見ていて大変気持ちのいい行動でした。

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熱気を噴き上げ発車!
Canon EOS-1Ds Mark III / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
左:3D 右:9058D 2011年1月2日(日) JR播但線生野駅にて(トリミング・鉄道敷地外より撮影)

9058Dは大晦日に撮影した「はまかぜ89号」同様、落成間もない第6・第7編成の併結6両編成。
足まわりが大変綺麗でした。
さて、生野駅を発車してこちらへやって来る3D、キハ181系のような排煙はないものの、熱気をメラメラと噴き上げていました。
すぐに下り25‰勾配に突入するので、加速はこの辺りまででしょうね。
私の横を通過するころにはエンジン音は静かでした。

下はオマケ画像。
ここから下り25‰が始まる証拠の勾配票です。
下り列車に対する勾配票で、上り列車に対しては「L」レベル=水平を表示しています。
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by 95219522 | 2011-01-02 18:15 | 播但線 | Trackback | Comments(0)
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