2018年 09月 15日
No.26 「秋雨が降る播但線」 9月15日号
乗務員訓練の様子から続けてお伝えした貨物列車の山陰迂回運転ですが、昨日JR西日本さんより山陽本線復旧が9月30日という発表があり、合わせてJR貨物さんからも復旧に伴う貨物列車の運転再開及びトラック・船の代行輸送、迂回運転の終了が発表されました。
運転開始から秋雨前線による雨に翻弄されることが多々あった(これからもあるでしょうが)迂回貨物も残り半月の運転となったわけです。
いざという時のために、今後も迂回運転ができるよう、交付された免許を返納せずに計画的に迂回経路での貨物列車の運転が続けてもいいように感じるのは私だけでしょうか。
趣味人として言うのではなく、数カ月に一度といった頻度でも運転していれば、迂回運転が必要な事態が発生してもすぐに対応できますからね。
不要なことは取りやめ、切り捨てる・・・考え直すいい機会になったのではないでしょうか。

さて本日は、臨時列車「天空の城竹田城跡号」秋の運転開始に伴い、電化区間の新野駅まで回送運転が始まるということで、これを記録すべく沿線に。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
229D 2018年9月15日(土) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

秋雨が降る中、新野までやって来るとすでに多くの田んぼで稲刈りが終わっていました。
台風やら迂回貨物に目を向けている間に地元ではどんどん季節が進んでいたんですね。
長谷でも稲刈りの終わった田んぼが多数ありましたが、その中でもまだ手付かずの田んぼを見つけ、撮影することに。
まずは日原で。
この一角もここだけが稲刈り前、他はすべて刈り取られていました。
霧雨が降る中、生野へと登って行く229Dを。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1228D 2018年9月15日(土) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし

為信地区のお堂前に移動しました。
県道から、畦道の網が外されているのが見えたので訪ねてみました。
すでに開花した彼岸花もチラホラ見えましたが、まだ撮るには少し早いようで。
霧が掛かる山を背景に刈り取り間近の田んぼを。
やって来たのは検査上がりでピカピカのキハ40 2046。
全検だったのでしょうか、ホーム検知装置も追加されています。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
231D 2018年9月15日(土) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

お堂の裏にコスモスが咲いていました。
ほとんどの花が線路の方を向いて咲いているので撮りづらいのですが、何とかこちらを向いている花を主役に。
かなり大胆な構図で(^-^)。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
5625M 2018年9月15日(土) JR播但線新野~寺前間にて
周辺トイレ:なし

寺前~新野間での「天空の城竹田城跡号」回送運転を撮影すべく沿線を下見しますが、どこも草ボーボーで(涙)。
新野駅での駅撮りも考えましたが、それでは面白くないし・・・。
で、結局は下りのみ撮影できるポイントが一番マシと判断し、ここに陣取りました。
雨が降ったり止んだりする中でまず1D特急「はまかぜ1号」を撮影。
続いて、最後の活躍続ける103系の5625Mを撮影しました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
回9647D 2018年9月15日(土) JR播但線新野~寺前間にて
周辺トイレ:なし

ここで知人と合流しご一緒することに。
まずは新野駅へ向かう回9646Dが通過、知人は少し離れた場所で撮影しておられましたが、私はその場で後追いを。
続く折り返し回9647Dは並んで撮影することに。
新野駅を定発した回9647D、こちらへゆっくりと近づいてきますが、寺前駅手前の信号は赤を現示したまま。
こりゃあ本線上で停車するなと思っていましたが、だいぶ近づいてから信号が青に変わり、「3」の表示が出ました。
一体何のための回送なのでしょうか・・・。
今日発売の月刊誌を見ると、今後の運転でも同じ回送が行われることになっています。


# by 95219522 | 2018-09-15 17:01 | 播但線 | Trackback | Comments(2)
2018年 09月 09日
No.25 「山陰西部迂回の記録」 9月7・8日号
台風・地震により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
日本は地震が多く、台風の通り道ということで、両方の被害を昔から受けてきた国ですが、こうも続くと被害を受けていなくても怖いと感じるし、日頃から備えをしておかなければならないと改めて思い知らされました。

7月の西日本豪雨の復興は少しづつ進んでいますが、瀬戸内側の大動脈であるJR山陽本線の復旧には、まだ1か月以上掛かるようです。
先月下旬に運転を開始した迂回貨物列車、両数が少ないせいもあって、連日コンテナを満載して地道に、しかし確実に貨物輸送を行っています。
先月30日には、運転開始2日目の様子を伯備線にて撮影しましたが、今回はディーゼル機関車DD51の牽引を記録しておくべく、山陰本線西部及び山口線にて記録してきました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
9081レ 2018年9月7日(金) JR山陰本線岡見~鎌手間にて

本当は6日夜に山口に入り、いつものホテルで宿泊して7日の9080レから記録したかったのですが、残業することになったため、7日午前に現地入りしました。
前日の9081レが約12時間遅れで運行され、この日の朝、篠目駅で9080レと交換したと知り、大変驚きました。
新山口に午前10時半過ぎに到着、レンタカーを借りて、途中休憩しながら岡見駅近くの青浦橋りょうを目指しました。
初めての訪問なので前もってストリートビューで場所を確認しておきました。
津和野を過ぎた辺りから雨が降り始め、益田辺りでは本降りに。
岡見駅前を過ぎて、入口がわからずに迷いましたが、何とかたどり着くことができました。
雨は激しさを増し、風が吹き、雷鳴まで聞こえる始末。
藪の小道を通り抜け、数か所立ち位置を見て回って納得の場所に陣取りました。
海側から風が吹き付け、雨が横殴りに降る最悪の天候ですが、見渡す日本海の表情は自分のイメージにピッタリでした。
通過まで1時間以上あるので車の中で雨宿り、直前にカメラ設定の確認などを行いました。
岡見駅で交換の普通列車が通過するので試し撮りしましたが、レンズに雨粒が付着して・・・。
ブロアーで雨粒を飛ばし、タオルをかけてスタンバイ。
車が2台?来たような様子があり、姿は見えませんが、数人の方が別の立ち位置に来られて会話するのが聞こえました。
やがてディーゼルのサウンドが聞こえ、けたたましくホイッスルを鳴らしてDD51が橋りょうに飛び出してきました。
山陰海岸との共演は珍しいJR貨物更新色のDD51、お気に入りの1枚になりました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9081レ JR山口線津和野~船平山間にて

青浦からはどこにも立ち寄らず、津和野を俯瞰できる旧道のポイントへ。
通過1時間前には到着し、セットが完了していました。
時間が経過し、3005D特急「スーパーおき5号」の通過時刻、津和野駅方面から列車がやって来るのが見えました。
が、やって来たのはキハ47の2両編成。
JRの運行情報には遅れの情報が出てませんでしたが、ツイッターでは遅れているらしいという情報が出ていました。
どうやら2552Dが1時間遅れで運転されていたもののようです。
こうなると、9081レの通過も遅れることになります。
ただでさえ、雨雲の影響で普段より暗いのに、遅れて通過となると撮影自体が怪しくなる。
しかし待つよりほかにないので、そのまま留まります。
3006D特急「スーパーおき6号」は定刻通り通過。
9081レも定刻で来るかと思いましたが、やはりやって来ません。
辺りは見る見る暗くなってきました。
感度を上げて何とか撮影できるように・・・。
と、ようやく定刻より15分ほど遅れて9081レがやって来ました。
大鳥居がライトアップされ、黒い山に赤く浮かび上がるほどの暗さ、まさに夕闇を突いて登坂する9081レを何とか記録することができました。
田んぼの稲がSLの形になっているのも何とか(笑)。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
9080レ 2018年9月8日(土) JR山口線船平山~津和野間にて

翌8日は太鼓谷稲成神社の駐車場からスタート。
上り普通列車が通過したときには見通しもよかったのですが、薄い霧が掛かってしまい、そのまま通過時刻となりました。
気動車とは違う重々しいジョイント音が聞こえ、旧道下の9080レが出てきたのが確認できました。
本門前を過ぎ、鳴滝踏切前でホイッスルを鳴らして下りこんでくる編成を撮影。
牽引は、前日の9081レの先頭にいた1802号機でした。
米子からはるばる門司へ戻っ同機ですが、すぐにこうして戻ってくるとは、働き者ですね。
鳴滝を通過して津和野へ降りる編成を横から狙ったのが下の写真。
編成はコキ104で統一されているようです。
タンクなども搭載されているのが確認できます。
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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
9080レ 2018年9月8日(土) JR山陰本線益田~石見津田間にて

青野山を過ぎた辺りで9080レに追い付き、日原手前で追い越しました。
青野山をバックに入れるポイントなど数か所に撮影者の姿を確認しながら北上。
石見津田駅近くのポイントに直行しました。
かつて運転されていた「岡見貨物」の撮影ポイントとして有名だった場所ですが、私は初めての訪問でした。
やはりストリートビューで前もって確認していたので、カーナビと併用して迷うことなく到着することができました。
他に撮影者の姿はなく、自分の思い通りの立ち位置を確保できました。
右手に大きな風力発電用と思われる風車が立っているので、これを入れたかったのですが、構図に無理があるので泣く泣く切り捨て。
通過時刻が迫る中、数名の撮影者が来られ、10名弱での撮影となりました。
奥の海岸沿いにDD51のライトが見え、9080レがやって来ました。
リアス式の入り組んだ山陰海岸の崖に敷かれた狭い線路を進む貨物。
山陰迂回貨物らしい記録ができたと思います。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9080レ 2018年9月8日(土) JR山陰本線三保三隅~折居間にて

最後は三隅の「ゆうひパーク三隅」へ。
定番中の定番なので、人が多いかなぁとも思いましたが、空模様がイマイチだし、道中の様子から撮影者はうまく各ポイントに分散しているようなのでここへ。
実際到着してみると、撮影者は15名程度で空きスペースがかなりありました。
追っかけずに腰を据えてたであろう方達が、築堤下の民家を入れずに日本海を大きく取り入れることが可能な方に寄って三脚を立てておられました。
私は前回、訓練運転の記録の時に青空と綺麗な海を記録できたので、今回は編成をなるべく大きく捉え、海岸まで迫った山と海を入れることができればと思っていたので、空きスペースに丁度良い角度の場所があったので、ここに陣取りました。
後から追っかけの方たちがバタバタとやって来られましたが、混雑するようなことはありませんでした。
定刻、トンネルから出てきた9080レ、築堤を軽やかに降りて行きました。
この後、浜田駅に向かう予定でしたが、また雨予報だったので、帰路に着きました。

迂回貨物用に愛知機関区から3両のDD51がやって来ていますが、今回の撮影で当たった1802号機は唯一のスノープロウ非装備車で、代わりにATS車上子保護板を連結器下の装備している変わり種。
いわばJR貨物特有の装備を持った釜ということです。
私は播但線でスノープロウ付きのDD51に慣れ親しんだのでそちらの方が好きなのですが、こういう変わった装備に釜を山陰で記録できたのもよかったと思っています。

雨や遅延に泣かされた記録行でしたが、山陰西部で迂回貨物を記録できたことに満足しています。
山陽本線復旧まで、事故なく走り続けてくれることを願うばかりです。
JR貨物さん、そしてJR西日本さんに心からの賛辞を。


# by 95219522 | 2018-09-09 14:59 | その他 | Trackback | Comments(0)
2018年 08月 30日
No.24 「迂回貨物運転開始」 8月30日号
前回の記事でも触れました貨物列車の伯備線~山陰本線~山口線迂回運転について、遂に29日から運転が始まりました。
JR貨物愛知機関区からディーゼル機関車DD51が3両、電気機関車EF64が1両、それぞれ岡山機関区に回送され、DD51は山陰本線米子~山陽本線幡生操車場までを牽引(幡生~北九州貨物ターミナル間は先頭に電気機関車EH500を連結)、EF64は岡山貨物ターミナル~米子間を牽引することになりました。
29・30日は岡山貨物ターミナル発の下りのみの運転で、31日から運転開始の上り迂回貨物を牽引するDD51の送り込みを兼ね、岡山タ~米子間は米子以西を牽引するDD51をEF64の次位に連結して運転されました(31日も同様に実施される模様)。
のちにDD51牽引区間へ撮影に出向く予定をしているので、3日間限定となるEF64+DD51の姿を記録しておきたいと思い、伯備線に行ってきました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9081レ 2018年8月30日(木) JR伯備線伯耆溝口~岸本間にて

29日は夜勤明けで帰宅後、翌日伯備線に行くか行くまいかで散々迷いながら撮影ポイントをひたすら検索していました。
結局一睡もせずに夜を迎え、一応目覚ましを3時前にセットして起きれたら出かけようと床に。
いつの間にか眠っていたようで、アラームの音で目覚めました。
午前3時過ぎに家を出発、中国道と米子道を通って伯耆溝口へ。
到着後すぐに上りの特急「やくも」が通過。
その後、定期貨物3089レ(後からいらした方にお聞きしました)で構図確認。
数本の列車を見送って本番を迎えました。
東を見ると、すぐそこに大山がそびえていますが、山頂は雲の上。
晴れれば朝日が射すのだそうですが、今朝は曇っていました。
朝らしい雰囲気は出てるかなぁと思います。
綺麗な国鉄一般色のEF64 1028には、迂回貨物用にわざわざ準備されたヘッドマークが掲出され、側面にはラッピングが施されています。
そして次位には、当地には珍しいJR貨物更新色のDD51 1802が連結されています。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9081レ 2018年8月30日(木)JR伯備線岸本~伯耆大山間にて

運転停車がある岸本駅へ。
小さな駅には通学の高校生の姿がたくさんありました。
続行の普通列車を先行させて出発時刻。
EF64のホイッスルに続き、次位のDD51もそれに答えてホイッスルを鳴らしました。
ゆっくりと駅を出てきたところを撮影。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9081レ 2018年8月30日(木)JR伯備線岸本~伯耆大山間にて

かなりブレていますが、横を過ぎ行くDD51に運用札が射してありました。
札には「迂回貨物」、運用範囲「米子」「北九州タ」、上下の列車番号「9080」「9081」、そして安全運行を祈願した大神山神社と書かれたステッカー(でしょうか)が貼られていました。

迂回ルート選定からダイヤ設定、DD51を2両使って連日実施されたJR西日本運転士指導による訓練運転、苦労して工面されたという4両の機関車、EF64のヘッドマークとラッピング、そしてDD51の運用札・・・。
鉄道員の情熱がひしひしと伝わって来る迂回貨物、不謹慎という人もあるでしょうが、やはり鉄道ファンとしては、数々の困難を乗り越えてこのプロジェクトを実現させたJR貨物さんとJR西日本さんのためにも、可能な限りしっかり記録しておく必要があるではないかと考えます。
自粛なんて考えず、記録できる方は目一杯記録しましょう。
インスタやブログ等でこのことを紹介すればJR貨物さんとJR西日本さんのPRにも繋がるじゃないですか。
撮らせていただいてるのですし、いい恩返しができるというものです。
撮影に訪れる沿線では秩序を守り、お金を落としましょう。
被災された地域には、ボランティアや募金で貢献しましょう。


# by 95219522 | 2018-08-30 14:15 | その他 | Trackback | Comments(0)