2018年 04月 19日
No.14 「桜から新緑へ」 4月11・16日合併号
桜は早々と散ってしまい、播但線沿線は新緑が見ごろを迎えています。
私の一番好きな風景です。
非電化区間の里はまだ季節の変わり目。
11日は雨予報でしたが、少しだけ撮影してきました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
232D 2018年4月11日(水) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし

為信俯瞰で撮影した後、重行地区に下りました。
市川の対岸に、花を散らす桜と新緑が混在しているのが目に留まり、長谷駅を出てくる列車と絡めて撮影することに。
この頃になると、雨は強くなったり小振りになったりを繰り返していました。
合羽を着ての撮影。
晴れていたら綺麗に色が出るのでしょうが、雨に濡れた感じも、個人的には好きなのでこれも良しと思っています。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
235D 2018年4月11日(水) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

渕地区までやって来ました。
見ると、山桜が咲いていました。
風が強くなり、雨も激しくなりそうな感じ。
今撮影しとかないと、今年はもうダメかも…と思い、235Dと絡めて。
今年は青空の下で桜を撮影できずに終わってしまいました。

続く16日、夜勤明けで帰宅せずそのまま撮影に。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1228D 2018年4月16日(月) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし

為信地区のお堂前に到着したのが午前9時40分ごろ。
あちこちにタンポポが咲いていました。
列車と絡められる場所を探していると229Dのエンジン音が聞こえてきました。
この日は方向転換したキハ41-2001が入っていました。
適当なタンポポと絡めて撮影したものの、今一つ…。
さらに周辺を歩き回り、この後やって来る上り1228Dと絡められそうなタンポポを見つけ、石垣のへばりつくようにしてカメラを構えました。
春色が何とも可愛らしい。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:1D 下:230D 2018年4月16日(月) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
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第二市川橋りょう脇で八重桜を狙っていましたが、バックに映る空が雲に覆われて真っ白で絵にならず落胆。
北上し、下市川橋りょうまでやって来ました。
橋りょう脇の新緑が綺麗で、ここでは雲が途切れて日が射していたので、若葉が輝いていました。
まずやって来る1D「はまかぜ1号」は望遠でぐっと寄って。
生野で交換の230Dは引きで狙ってみました。
どちらの車両ともよく合います。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1233D 2018年4月16日(月) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ

もう一度八重桜をと思い、長谷へ戻りましたがやはり雲に覆われて空は真っ白。
Uターンして下市川橋りょうへ戻って来ると、こちらはやはり日が射していました。
今度は、先ほどの新緑を橋りょう寄りから狙うことにしました。
1233Dはキハ41-2001でやって来るので、顔が撮れるし丁度いいわけです。
時折、流れる雲が太陽を隠し、陰りましたが、1233Dがやって来る頃にはしっかり日が射し、新緑が綺麗に輝いてくれました。
次の休みが晴れならば、最高のタイミングで新緑を狙えそうです!


# by 95219522 | 2018-04-19 02:57 | 播但線 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 07日
No.13 「播但線にも春が来た」 4月1・6日合併号
先月、運転開始に合わせて撮影に訪れたSL「やまぐち」号。
2日とも、D51200の元気な走りに触れ、圧倒されたわけですが、31日の復路運転中に連結棒に不具合が生じたそうで、翌4月1日はDD51による代走が行われました。
新山口で修繕を行い、6日に津和野まで1往復の試運転が行われ、修繕完了との判断で本日復帰を果たしたのですが、今度はコンプレッサーの異常により、往路の仁保駅でしばらく停車、何とか津和野までたどり着いたものの、DD51の救援を受け、約40分遅れで津和野を発車したということです。
明日の運転は再びDD51による代走との発表がありました。
D51200は初の本線試運転に向かう途中にテンダーの車軸に不具合を起こして以降、軸焼けなど不良が多く発生しています。
復元作業では、従来の部品と新たに作成された部品を組み合わせ、すり合わせる作業が行われていますが、これが非常に難しいことなのだそうです。
D51200は復元後の“走り込み”がまだまだ必要なのでしょう。
各部の修繕・調整を繰り返して本調子に持っていくことになるでしょうから、新山口の検修さんは5月いっぱいまでご苦労が多いことと思いますが、一つ一つ丹念に入念に対応をされまして、“日本が誇る名機”を本当の意味で復活させていただきたいと思います。

前置きが長くなりましたが(汗)、4月1日(日)は夜勤明けで家に帰らず、春の花を求めてそのまま北上しました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
227D 2018年4月1日(日) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:長谷駅

寺前辺りの桜は満開を迎えていましたが、長谷へ近づくにつれて蕾が多くなりました。
長谷駅近くの築堤の桜もまだまだ蕾が多い状態でしたが、開いた花も結構ありました。
枝の下に陣取り、227Dを狙いました。
どんより曇っていたのですが、この瞬間だけ奇跡的に日が射しました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
226D 2018年4月1日(日) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:長谷駅

竹田城跡号車両が運用3日目に入っていそうだったので、その場で振り返って。
目線よりほんの少し高い位置に枝が伸び、花が開いていたので、これを主役に。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
229D 2018年4月1日(日) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

鍛冶地区の民家のハクモクレンが綺麗に開いていました。
線路の東側から望遠で切り取ってみました。
近くで井戸端会議をしていたおじさんが「何を撮るん」というので説明すると、
「近くにおるのに気ぃ付かんかったわ」と笑っておられました。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
231D 2018年4月1日(日) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

少し離れたところにある桜の木が満開でした。
この木から踏切まで、数十メートル離れているので、離れた場所から望遠で狙い、車両を引き付けてみました。
車窓を眺める乗客も確認でき、春の長閑なローカルといった風情。


続いては6日の撮影より。
この日は雨風ともに強まるという予報でした。
風がいつ頃からどの程度吹くのかわかりませんでしたが、どうせなら曇りより雨のほうが…と思い、降り始めるのを待って撮影に出かけました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1233D 2018年4月6日(金) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:長谷駅

前回の撮影時にも訪れた長谷駅近くの桜へ。
すでに満開を過ぎ、花を散らし始めていました。
雨は思ったより激しく降り、風も結構強く吹いていました。
合羽を着てても顔から濡れてくる状況で何とか撮影。
濡れて色濃くなった桜が何とも妖艶です。
出始めた青葉もよく目立ちます。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
232D 2018年4月6日(金) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

雨風ともに激しさを増す中、合羽に長靴の完全武装で渕地区の市川へ。
河原に咲く桜を狙いました。
市川の水位は平常通りで、長靴でも川の中ほどまで行ける状況でしたが、今回は岸よりで。
横殴りの雨でしたが、レンズは全く濡れずに済みました。
雨らしい1枚。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
235D 2018年4月6日(金) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

川から上がって重行地区へ。
県道脇の桜が嵐に散り始めていました。
ここでも横殴りの雨。
構図を考えている間にレンズは結構濡れていました。
ブロアーで水滴を吹き、どうにかこうにか撮影できました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1234D 2018年4月6日(金) JR播但線生野~長谷間にて(後追い)
周辺トイレ:なし

最後は、最初に撮影した木を市川の対岸から。
お昼頃に降り始めた雨、このころにはその影響で山霧が発生していました。
こうした気候の影響が目に見えるのが山間部の良いところ。
これを見逃す手はない!と思い、シャッターを切りました。
どことなく、寂しい感じが伝わるでしょうか。


# by 95219522 | 2018-04-07 21:27 | 播但線 | Trackback | Comments(2)
2018年 03月 26日
No.12 「“山男”本格始動!」 3月24・25日合併号
24日から今年のSL「やまぐち」号の運転が始まりました。
今年は本務機C571の検査の関係で、昨年本線復帰したD51200牽引による運転で幕を開けました。
昨年の営業運転開始時は、人でごった返すだろうからと撮影はパスしましたが、黒ナンバープレートでの本格運用開始とあって、「やまぐち」ファンとして記録しておきたく、2日間お邪魔してきました。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
8521レ 2018年3月24日(土) JR山口線宮野~仁保間にて

播但線始発と新幹線を乗り継ぎ、新山口でレンタカーを借りて向かったのは、仁保へと続く急勾配の19キロ付近のポイント。
有名な18.5キロのすぐ背後です。
これまでここで、他の撮影者と一緒になることはほとんどなかったのですが、この日はすでに2人がスタンバイされていました。
私はこの方々の後ろに陣取りました。
すぐ後に2人、通過時間が迫る中でカップルが1組、計7人での撮影となりました。
山口駅発車の汽笛が聞こえた後、大山路通過辺りからドラフト音が聞こえ続けました。
18.5キロを通過して顔を出したD51200は何と無煙!!(後から聞いた話では18.5キロで撮影された方はまともにスカを食らったそうです)
あちゃ~っ…と思いながらもファインダーを覗いていると、見る見るうちに煙が濃くなり、爆煙とは言えないまでもかなり良い煙を吐いてくれました。
給水温め器の飾り帯は黒く塗られ、煙もバッチリ、幸先の良いスタートとなりました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
8521レ 2018年3月24日(土) JR山口線徳佐~船平山間にて

仁保を後にして北上。
長門峡の9号線側には結構な人数がいるものの、「こんなもんなん…」という感じ。
もっとたくさんいるのではと思っていたので拍子抜けしました。
テレビカメラも構えていました。
私は長門峡をスルー、地福も鍋倉も通過して、徳佐定番の下段に陣取りました。
到着したときは撮影もチラホラで、駐車してある車の数は普段と変わりなし。
余裕で下段に場所を確保できました。
時間が経つにつれて、撮影者が続々と集結し始め、最終的には結構な数になっていました。
鍋倉発車の汽笛が聞こえ、やがて徳佐発車。
出てきたD51200は、やはり煙が薄い様子。
私がシャッターを切ったときは、何とか煙が出たものの、風の影響で綺麗に棚引いてはくれませんでした。
こればっかりは仕方ないですね。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
8522レ 2018年3月24日(土) JR山口線津和野~船平山間にて

津和野でD51200をじっくり観察したい思いはありましたが、場所取りを優先し、コンビニで昼食を済ませて白井へ向かいました。
定番カーブは強い風が吹いていて、煙が出ても流される可能性大。
では竹やぶは?と移動すると、こちらは全くの無風状態。
ならばとこちらに陣取りました。
自転車で来られた方が1人、その後数名が山へ登られたあと、4人ぐらいのグループが上段に。
中段の私と自転車の方はあれこれお話をしながら時間を潰していました。
通過時間が迫って来ると、少し風が出始めました。
やがて、D51200がカーブを曲がって登場。
爆煙を吐きながらこちらへ向かってきます。
が、煙が山の方へ流され、吹き上げられてしまい、せっかくの煙が中途半端な状態に。
しかしまぁ、煙が出ないよりはマシなので良しとしましょう。
初日の撮影はここまで。
いつもの、津和野のわた屋さんでおいしい料理をいただき、ゆっくりさせていただきました。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
8521レ 2018年3月25日(日) JR山口線宮野~仁保間にて

わた屋さんを出て向かったのは大山第三踏切。
行ってみると、踏切前にすでに2台車がありました。
カマの正面を狙える位置に三脚をセット。
右の竹が切り倒されていて、かなりスッキリしてしまっていました。
先に来られていた内の1人は、以前よくご一緒になった方で、この後いろいろとお話をさせていただきました。
後から来られた方は、何と私と同じわた屋さんに宿泊なさった方でした。
3人でSL談義をしていると、時間が経つのが早い早い(笑)。
大量に舞う杉花粉に悶絶しながら(^-^;)通過を迎えました。
山口駅発車の汽笛が聞こえ、その後も何度も汽笛が聞こえますが、その鳴り方・音の感じから、どうもベテランが運転してそうな予感がしていました。
いよいよドラフト音が近づき、第二踏切に出たD51200は爆煙!!
と思ったのも束の間、一気に湯気に。
しかし再び煙は濃くなり、私がシャッターを切るころには良い煙に。
通過するD51200のキャブを見上げて納得、大ベテランが運転されていました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
8521レ 2018年3月25日(日) JR山口線徳佐~船平山間にて

「今日は煙が出るぞ!」、長門峡でも撮影しようと9号線を北上。
長門峡へ来てみると、おじいが橋りょう脇の築堤に登ろうとしたり降りたり、ウロウロしてるのは目に留まりました。
もう、こんなん大嫌いですから、長門峡はスルー。
徳佐発車を狙うことにしました。
最近、徳佐発車はC571でもスカることが多いようですが、今日は絶対大丈夫。
風が気になりますが、早々にカメラをセットしました。
時間が経っても、皆定番側へ行くようで、こちらはのんびりしたものでした。
やがて8521レが徳佐に入線するのが見えましたが、結構な煙を吐いていました。
停車中は全くの無煙だったD51200も、発車後分岐器を渡ったあたりから爆煙に!
風に煽られはしたものの、十分迫力ある姿を記録できました。
助士席には助士ではなく女子が座ってるようでした。
山口か新山口の女性駅員で、チョクチョク乗ってる方がいらっしゃるそうで、たぶんその方ではないかと。
しかしキャブに乗車するとは、かなり蒸機が好きなんでしょうね。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
8522レ 2018年3月25日(日) JR山口線津和野~船平山間にて

この日の8522レは白井定番で撮影することに。
前日の竹やぶ撮影時に山の影が車両に掛かることは確認していましたが、煙を期待しての選択です。
時折風が吹いて嫌な予感をさせますが、そのまま待ちました。
集まった撮影者も普段と変わりないくらいの人数でのんびりとしたものでした。
下り普通が通過し、もう少しで8522レがやって来るころになって、再び風が吹き始めました。
後は運を天に任せるのみ。
午後4時になろうというころ、D51200がカーブを曲がってきました。
期待通りの爆煙!おまけに、先ほどまでの風もピタリと止んでいました。
客車に山の影が掛かってはいるけど、山深い里を走っているが故と思えばこれも良し。
大満足で2日間の撮影を終えました。
もう一晩、わた屋さんにお世話になり、朝の新幹線で帰宅しました。

ネットを見ていると、D51200を叩くかのような書き込みをしている連中がいます。
C571やC56160の仕事を奪っただとか馬鹿げた、子供じみた理由を挙げていますが、この時代に新たな本線用動態保存機が、缶圧を落とすことなく登場したことを素晴らしいこととして素直に受け止められない人がいるのが、私は不思議でなりません。
C56160の引退は確かに残念ですが、限界が来ている釜をいつまでも本線に残せという方がおかしいと感じます。
本当にSLが好きなら、C571の検査をじっくり時間を掛けてやってほしい、その間はD51200の走りを楽しむ…。
C56160はスチーム号牽引機として、無理なく長く動態機として活躍してほしい…、そう受け止めるべきだと思います。
それができない、頭を切り替えられないという人は、SLファンを辞めればいいのです。


# by 95219522 | 2018-03-26 18:13 | SLやまぐち号・津和野稲成号 | Trackback | Comments(0)