2017年 02月 13日
No.12 「残雪、播但国境」 2月13日号
今回の雪も、北近畿では相当な積雪を記録しています。
今日の夕方のNHK神戸放送局からのニュース、昨日の城崎温泉駅の様子が報じられましたが、電車が動かないことに苛立ち、駅員に対して偉そうな口調で詰め寄るおっさんの姿が映し出されました。
はっきり言って、私は呆れました。
大雪に関する予報や注意喚起は、各局テレビ・ラジオを通じて散々行われているにも関わらず、旅行を取り止め・延期せず、また複数の交通手段・ルートを前もって考えもせずに出かけた人たち全員が悪い、つまりは自業自得だと考えます。
旅館・ホテル側にとっては死活問題かもしれませんが、この混乱を予想できずに出かけた人の多さに、本当に呆れています。

さて、先日来、どうやら竹田城跡号車両が再び播但線運用に入っている様子だったので、今日も始発から偵察を兼ねて撮影に出かけてきました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1221D 2017年2月13日(月) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅

寺前駅にやって来ると、1221Dに充当の編成が転線している最中でした。
姫路寄りの車両の室内灯が暖色系だったので、よ~く見ると竹田城跡号車両でした。
しかも屋根上は丸屋根のようにいっぱい雪を積んでいました。
そのまま生野駅へ先回りし、以前と同じようにホームから撮影することに。
長谷辺りまでは全くと言っていいほど、積雪はありませんでしたが、生野町に入った途端に道路脇に寄せられた雪が目立つようになり、道路も真っ白に。
生野駅周辺では民家の屋根も、厚い雪に覆われていました。
まだまだ暗い生野駅、ホームも薄らと雪化粧していました。
やがて、下り始発の1221Dがキハ41を先頭に入線しました。
竹田城跡号車両、列車無線アンテナが埋もれるほどの雪を積んでいます。
一番降った夜を和田山の留置線で明かしたのでしょう。
ちなみにこの連結位置は運用2日目ですが、雪の影響による変更が生じたものと思われます。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
222D 2017年2月13日(月) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

生野駅で撮影後、北の様子を見に行こうと北上しました。
新井駅までやって来ると、結構な積雪でした。
ふと構内を見ると222Dが停車していました。
豊岡から回送されてきた車両で、足回りの着雪が目立ちました。
これは早いうちに狙っておかないとと思い、Uターン。
生野峠で追い越し、第三市川橋りょう下へ。
斜面を駆け降りる最中、河原からガサガサっという物音が!
見ると4頭の鹿が対岸の山へと逃げるところでした。
発電所を回り込んで河原に降りると、すぐに踏切が鳴動を始めました。
荒涼とした冬の渓谷を、鮮やかな朱色の気動車が渡ります。

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Canon EOS-1D X / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:224D 下:2D 2017年2月13日(月) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
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朝一で撮影した竹田城跡号車両が折り返して来るので、屋根上の様子が分かるポイントで撮影しようと、生野トンネル北側へ移動し、カメラを構えました。
すると、車両の“顔”にかかる位置に倒木が重なってしまうことが分かり、伯耆トンネル北側へ移動しました。
ここも線路脇がやかましいのですが、“顔”にかかるよりはまし。
やがて、上市川橋りょうを渡る轟音が聞こえ、224Dがやって来ました。
機関の排気口周辺の雪は取り除かれた上で溶けたのでしょうか、屋根が露出していますが、エアコンの室外機や水タンクは完全に雪に埋もれています。
また、生野までの道程で雪が降っていたため、貫通扉や連結器回りに着雪が確認できます。
この後もここに留まり、後続の2D「はまかぜ2号」を狙いました。
城崎温泉~東浜間の線路が未開通なので、2Dは城崎温泉駅か豊岡駅が始発となるため、昨夜5D「はまかぜ5号」で北上した編成は豊岡駅構内で一夜を明かしました。
屋根上に雪を乗せてやって来る可能性に掛けたのですが、予想的中!薄く雪を積んでやって来ました。
“雪だるま”とまではいかないものの、これだけ積んでたら良いほうでしょう。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
227D 2017年2月13日(月) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

竹田城跡号車両の午前中最後の運用となる227Dは上市川橋りょうで。
こちらも残雪が目立ち、荒涼とした風景が広がっていました。
市川の水面が穏やかだったので、あまり綺麗ではありませんが水鏡となるように構図を取ってみました。
以前は、橋りょうだけを切り取って撮影していましたが、最近はこういう構図が好みになりました。

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Canon EOS-1D X / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
8051D 2017年2月13日(月) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ

下市川橋りょう奥の山が雪を被っていたので、お立ち台から8051D「かにカニはまかぜ号」を狙いました。
JR神戸線から約20分の遅れを持って北上中との情報だったので、通過は10時過ぎかと思っていましたが、9時57分頃に通過しました。
城崎温泉駅に到着の頃には、かなり回復していたでしょうね。

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Canon EOS-1D X / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
231D 2017年2月13日(月) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

229Dと1228Dも遅れを持って運転されました。
1228Dは折り返し231D発車までに十分な余裕を持って寺前駅に滑り込んだので、231Dは定刻通りの運転となるはず。
為信俯瞰から見下ろすことにしました。
充当の車両は、第三市川橋りょうで撮影した車両で、屋根上に少しだけ雪を積んでいたので、これがわかればなぁと思ってこのポイントを選びました。
が、引き気味で撮影したので、それが分かり辛い出来になってしまいました(汗)。

本日の撮影はここまで。


# by 95219522 | 2017-02-13 20:49 | 播但線 | Trackback | Comments(2)
2017年 02月 07日
No.11 「新雪の播但線」 2月7日号
但馬地方、朝来市や神河町では6日夜から7日に掛けて、雪の予報が出ていました。
6日夜にライブカメラを見ると、予報通りの雪が。
子供からもらった風邪がようやく良くなってきましたし、無理をしない程度に撮影に出かけてきました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
220D 2017年2月7日(火) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅

先日より、またしても竹田城跡号車両が播但線運用に入っているとの情報だったので、4日目のこの日は1221D~224D~227Dの和田山方への連結。
始発の1221Dは生野駅でと考え、北上しました。
長谷辺りから道路が白くなり、渕地区からは真っ白に。
真名谷を超えると、どんどん雪は多くなり、生野駅ではくるぶしあたりまでの積雪となっていました。
丁度、上り始発の220Dが入線してきたので、その後ろ姿を記録。
時刻は午前5時56分、早くも道路の除雪作業が始まっていました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1221D 2017年2月7日(火) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅

雪が舞う中、待つこと20分。
下りホームに高校生の姿が。
長谷方面がパッと明るくなり、1221Dが入線してきました。
雪が積もった構内のレール、滑らないようゆっくりと入線してきました。
写真でも、車両の前側台車の後方のレール踏面の雪が、車輪に踏まれてなくなっているのがわかります。
生野駅のシンボルでもある木造の青い誇線橋を潜り、暖色の温かい室内灯の竹田城跡号車両が到着しました。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
223D 2017年2月7日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

第四市川橋りょうへ移動し、上り始発の折り返しとなる223Dを。
登坂してくる編成は低速なので、十分写し止めることが可能な明るさになってはいたものの、存在感のある朱色の気動車編成なので、スローシャッターで表現してみました。
モノクロの世界に“紅”が映える。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
222D 2017年2月7日(火) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

続いて、ほんの少し移動して上市川橋りょうへ。
先ほどの223Dと生野駅で交換した222Dを記録。
北部は雪が降っていないのか、豊岡から来た車体には、積雪・着雪ともありませんでした。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
225D 2017年2月7日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

折り返しの225Dは、渕地区の栃原川橋りょうで。
先日まで深い寝雪に覆われていたこの地も、今朝は新雪に。
杉の山を背景に、降りしきる雪を突いて急勾配の大カーブを登ります。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
224D 2017年2月7日(火) JR播但線生野~長谷間にて(後追い)
周辺トイレ:なし

生野駅で交換する224Dの和田山方には竹田城跡号車両が連結されています。
先ほどのポイントから踏切へ登り、杉山を背景に後追いで。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
2D 2017年2月7日(火) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

続行の2D「はまかぜ2号」は真名谷、大福トンネルから第三市川橋りょうへの飛び出しを。
今回は少し引いて、雪化粧の山や木々を取り入れて。
224D通過から僅か15分ほどで、レール踏面は雪で真っ白になっていました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
227D 2017年2月7日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ

雪の日に欠かせないのが下市川橋りょうのお立ち台。
竹田城跡号車両と雪景色のコラボは、昨年3月1日にもここで記録していますが、やはり時間が早い今回の撮影の方が断然良いです。
17日撮影時のような積雪ではありませんが、大満足の結果となりました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:8051D 下:229D 2017年2月7日(火) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし
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為信俯瞰に移動しました。
ここも前回撮影時は積雪に閉ざされていましたが、しっかり溶けてなくなっていました。
新雪を踏みしめての撮影です。
まずは8051D「かにカニはまかぜ号」の通過ですが、なかなかやって来ません。
凍える寒さの中で待っていると、エンジン音が聞こえ、約10分ほど遅れて通過しました。
続く229Dは定刻通りの通過。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
231D 2017年2月7日(火) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

為信俯瞰の後、私の写真を展示してくださっている神河町商工会へお邪魔し、展示写真の入れ替えを行いました。
しばらくお話をさせていただき、商工会を出ると、近場で231Dを狙える時間でした。
寺前周辺は、薄ら雪化粧といった趣だったので、これを強調できそうな大河地区へ。
背景に山を入れ、第一市川橋りょうを渡ったところを撮影しました。
一面の銀世界より、このような光景の方が寒そうに感じるのは、私だけでしょうか。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1D 2017年2月7日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

再び渕地区へ戻り、築堤を行く1D「はまかぜ1号」を狙いました。
背景の山は霞み、黒い杉が白い雪を被った色のない世界。
茜色の帯を纏った特急が彩を添えます。


# by 95219522 | 2017-02-07 21:52 | 播但線 | Trackback | Comments(2)