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2016年 12月 31日
よいお年を
あっという間に大晦日を迎えてしまいました。
私は昨日まで仕事で、本日ようやく撮影に撮影に出かけたわけですが、同時に今年の撮り納めとなりました。
夏に開催しました写真展では、多くの方に写真の感想をお聞かせいただき、良い勉強をさせていただきました。
また、拙ブログにいいね!をポチッとしてくださる方が増え、大変嬉しく思っております。
本日撮影しました写真は、後日記事にまとめてアップさせていただきますので、よろしければご覧ください。
2017年が皆さまにとって幸多き1年になりますように。
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by 95219522 | 2016-12-31 21:24 | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 09日
No.48 「新たなる“冬の守護神”、播但に降臨」 12月6・7日号
12月6日は後藤総合車両所へ入場するDD51型1191号機の単機回送を、翌7日は10月に福知山電車区豊岡支所に新製配置された新型除雪用気動車キヤ143形3号車の試運転を、それぞれ記録してきましたので、順を追ってご紹介します。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
単9851レ 2016年12月6日(火) JR山陰本線宿南信号所~江原間にて
周辺トイレ:なし

冷たい雨が降ったり止んだりの朝、撮影場所を探して梁瀬辺りから山陰本線の線路沿いをうろつきましたが、結局宿南信号所北のトンネル下に落ち着きました。
通過の1時間ほど前に到着した際は、バックの山に霧がかかり、雰囲気抜群だったのですが、時間が経つにつれ、霧は晴れてしまいました。
今更移動もできませんし、そのまま単機回送を撮影することに。
大阪の車両基地から鳥取の車両工場まで、たった“一人”の旅路です。
今回回送された1191号機は元福知山機関区の所属機、播但線でも活躍した機関車です。
播但線から客車列車がなくなって25年が経とうという時期に、全検を受けようというのですから嬉しい限りです。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
試雪9692D 2016年12月7日(水) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

翌7日は初のキヤ143-3の試雪が行われました。
播但線内のみの撮影で、1カ所目は竹田~青倉間の竹田城跡を遠望できるポイントで撮影。
しかし、通過時はまだ陽が射さないだろうと思っていましたが、太陽は山より高く登り、陽が射して電線の影がもろに車体に落ちてしまい、また竹田城跡が雲に覆われてしまってダメダメでした。
2カ所目は、除雪装備フル活用の川尻地区で。
太陽の位置が低く、日陰ではありますが、装備をしっかり捉えることができました。
キヤ143形は可変式ラッセル翼を動かすことで、単線・複線それぞれの仕様に切換が可能となっており、今回の試運転では単線仕様となっていました。
反運転席側(ラッセル卓側)ラッセル翼の先端がレール上部に来るように少し内側を向いているのがわかります。
反運転席側ラッセル翼と交わる運転席側ラッセル翼の下部にはフランジャーがあり、これが下がっていることも見て取れます。
ラッセルヘッドの左右では翼も広がっています。
単線仕様の時、後方のラッセル翼は、DD14型やDD53型などのロータリー式除雪車の掻き寄せ翼の如く、運転席側・反運転席側ともに外側に開いており、写真ではフランジャーを上げた状態の運転席側ラッセル翼が開いているのが確認できます。
何ともスゴイ装備だなぁと感じました。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
試雪9692D 2016年12月7日(水) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし

長谷駅での運転停車の間に、DE15型2525号機を撮影したのと同じポイントに。
フランジャーは上がってしまいますが、翼は開いたままで通過するので、ここでの撮影を選択。
そろりそろりとやって来たキヤ143-3、翼が開き、後部の反運転席側ラッセル翼が開いているのも確認できます。
前面窓が三分割で、それぞれに旋回窓が装備されているので、まるでDD19型(←DD17型)を連想させますね。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:試雪9692D(入換待ち) 右:5630M 2016年12月7日(水) JR播但線寺前駅にて
周辺トイレ:寺前駅

知人も撮影に出ているというので寺前駅で合流。
撮影者が少ないので、駅でじっくり観察しようと寺前駅ホームへ。
入換までかなり時間があるので、間近でじっくり見学できました。
上の写真は5630M発車直後、キヤ143-3と顔が並んだ瞬間を撮影したもの。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
試雪9692D(入換待ち) 2016年12月7日(水) JR播但線寺前駅にて
周辺トイレ:寺前駅

あれこれ撮影していると、若いお母さんと小さな男の子がホームにやって来ました。
駅の南にあるマーケットに買い物に来て、撮影者がいるので何だろう?と踏切からのぞいていたようで、珍しいのが停まっているので急いでやって来た感じでした。
キヤ143-3の傍らで、ほっぺに両手のピースをくっつけてポーズを取る坊やと、それをスマホで何枚を撮影するお母さん、微笑ましい素敵なシーンでした。

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Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
試雪9691D 2016年12月7日(水) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

寺前駅を出て昼食をとり、一旦知人を別れてアレコレと撮影し、キヤ143-3の折り返しを撮影すべく、試雪9692Dを撮ったのと同じ踏切へ。
再び知人と合流し、闇が迫る中、ピントを置くのに悪戦苦闘。
あっという間に通過時刻を迎えました。
ラッセル翼をガバッと開いた後部を寺前駅で記録したかったのですが、到着直後に閉じてしまったので記録できず。
この場所ならカーブなので、真後ろからも狙えます。
通過時刻、第一市川橋りょうを渡って来るキヤ143-3の姿が見え、カーブを曲がってこちらへやって来ます。
前照灯がハイビーム!!かなり眩しく、ファインダー内は真っ白に近い状態。
それでも何とか置きピンした場所でシャッターを切ることができました。
三脚からカメラを外し、後部を狙う!
ん?ラッセル翼が閉じてる??
まさか・・・と思い、撮影した写真を確認すると、何と往路とは違い複線仕様となっていました。
強烈なハイビームと型の古いレンズのせいでゴーストが写り込んだ見苦しい写真ではありますが、反運転席側ラッセル翼が向かって左に広がって、運転席側ラッセル翼・運転席側翼が直線的になっているのがお分かりいただけると思います。
後部は反運転席側ラッセル翼のみが開くようになっていました。
まさか往路と復路で仕様が違うなんて思っても見ませんでした。

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Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
試雪9691D 2016年12月7日(水) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし

大急ぎで撤収し、長谷駅での運転停車の間に先回り、第二市川橋りょうを渡るシーンを狙いました。
上り普通列車の到着を待って長谷駅を発車したキヤ143-3はゆっくりゆっくりと橋りょうを渡って行きます。
乗務員扉のすぐ後ろに、車外作業用のLED照明が設置されており、これが点灯しているのが確認できます。
また、台車上部にも照明が点いていますが、写真では確認しづらいですね。
ここで知人と別れ、新井駅へ。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
試雪9691D 2016年12月7日(水) JR播但線新井駅にて
周辺トイレ:新井駅

DE15型は機関車なので、駅では停車限界位置で停車するので、11月22日の試運転時は駅の外から撮影しましたが、キヤ143形は気動車なので、最短編成の停車位置に停車します。
新井駅では2両の停車位置、ホーム中ほどに停車するので、今回は反対側のホームから狙いました。
撮影者は私一人。
上の写真は、新井駅1番ホームに停車したキヤ143-3。
反運転席側ラッセル翼の先端に、位置を知るための照明が点いています。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
試雪9691D 2016年12月7日(水) JR播但線新井駅にて
周辺トイレ:新井駅

運転席側面を後方から。
乗務員扉後方、窓の高さに斜め下後方向きにLED照明が設置されています。
バラストを照らしているのでかなりの光度です。
また台車の斜め上部にも照明が設置され、同じくバラストを照らしています。

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Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:240D 右:試雪9691D 2016年12月7日(水) JR播但線新井駅にて
周辺トイレ:新井駅

やがて寺前行き240Dが到着。
キヤ143-3の前照灯がハイビームになり、静かに発車しました。

今年が最後かも知れないと言われるDE15型の試運転の際は、一体何人集まったんやろ?というくらい、沿線には多くの撮影者が集結しましたが、今回は20人もいなかったのではないでしょうか。
私としては“世代交代の年”を、播但線で記録できたことを嬉しく思っています。


by 95219522 | 2016-12-09 03:06 | 山陰・播但線 | Trackback | Comments(2)