播但線だより2021
2021-01-31T14:14:00+09:00
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管理人:ケン坊です。 このブログでは、JR播但線の四季折々の姿をお届けしています。非電化区間がメインとなりますが、お付き合いくださいませ。
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No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号
http://c561609521.exblog.jp/28421876/
2021-01-30T18:59:00+09:00
2021-01-31T14:14:00+09:00
2021-01-30T18:59:40+09:00
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播但線
北部に雪の予報が出ていましたので、ライブカメラを注意して見ていました。
豊岡では結構な積雪となったようですが、生野では薄く積もっている様子。
行こうかどうか迷いましたが、行かずに後悔するのが嫌なので(笑)。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
220D 2021年1月30日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
今朝の雪は、寺前辺りから民家の屋根や畑などが白くなっており、山も白くなっているようでした。
道路への積雪は皆無、順調に生野駅に到着しました。
生野では、しばらくボタ雪が降っていましたがすぐに小雪に変わりました。
いつも同じ感じで撮影している生野駅、今朝は青い跨線橋に白いペンキで書かれた駅名を入れ、入線してきた220Dを流して撮影してみました。
木造のホーム上屋、傾斜の緩い跨線橋の階段が生野駅らしさを醸し出します。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1221D 2021年1月30日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
下り始発の1221Dは反対ホームから。
上屋の梁から吊るされた、古めかしいのりば案内板を取り入れつつ、雪支えが設置された下りホームに入線する1221Dを記録しました。
こういう撮り方でも、木造の上屋が味わい深く写りますね。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
222D 2021年1月30日(土) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
雪の豊岡からやって来る気動車に着雪を期待し、国道の歩道からフェンス越しに222Dを狙いました。
222Dは生野駅で223Dと交換しますが、ずいぶん早くに到着して長いこと223Dを待つのですね。
222D生野駅到着からかなり経って223Dが到着。
するとすぐに222Dが出てきました。
本線へ出て一気に下り勾配で加速しながらやって来る222D、残念ながら思ったほどの着雪はありませんでした。
しかし、走り去る後部を見ると、巻き上げた雪が付いていい表情をしていたので、折り返し225Dは狙いたいところ。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
2D 2021年1月30日(土) JR播但線竹田~青倉間にて
周辺トイレ:なし
鳥取からの2D「はまかぜ2号」、やはり着雪を期待して、竹田城跡を後方に望むポイントで狙いました。
通過20分前の到着、その時は竹田城跡の石垣が綺麗に見えていましたが、時間が経つにつれて雪が激しさを増し、輪郭が薄っすらと見える程度になってしまいました。
やがて、やって来た2Dの着雪はほぼ無し、残念!
線路の雪を巻き上げている様を記録できただけでも良しとするか。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
225D 2021年1月30日(土) JR播但線青倉~竹田間にて
周辺トイレ:なし
顔を撮りたい225Dは2Dと新井駅で交換します。
2D撮影後、大急ぎで竹田城跡近くの跨線橋へ。
前回ほどではありませんが、薄く雪化粧して雰囲気は満点。
225D通過まで時間がないので急いでカメラをセット、露出を決めたところで通過となりました。
この気動車のこの顔が、今朝一番雪を着けていました。
着雪の顔、雪を巻き上げながら疾走するキハ41もなかなかどうして。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
226D 2021年1月30日(土) JR播但線新井~生野間にて
周辺トイレ:なし
たいこ弁当跡地まで戻ってきました。
まもなく226Dが、播但線最大の難所である25‰の生野峠を登ってきます。
雪山に抱かれて登坂する226Dを狙ってみました。
ちょうど朝陽が当たり、キハ41の朱色が眩しいほどでした。
2両のキハ41が手に手を取り、ゆっくりゆっくり生野へと登って行きました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
上:227D 下:8091D 2021年1月30日(土) JR播但線生野~新井間にて
周辺トイレ:なし
かつてのC57三重連の撮影名所だった円山の築堤を望むポイントへ。
すぐ下を播但道が走っており、トラックやバスが通れば即アウトという場所なので、撮影成功は運次第。
先ほど226Dを見送ったので、すぐに227Dが降りてきます。
急いでポイントへ上がりカメラをセット。
列車の音が全く聞こえないので、シャッターに指を掛け、ファインダーを覗いて待つことに。
やがて杉の木立の向こうからキハ40が顔を出しました。
正面がこちらを向いたところで撮影。
続いて峠を降りて来るのは8091D「かにカニはまかぜ号」です。
明日まで運転で、明後日から運休になる8091D。
マークもなにもないので、定期はまかぜと変わらぬ姿ですが記録しておきたくて。
50分ほど待ってようやく通過時刻。
さすがに6両ともなればジョイント音が聞こえてきます。
エンジンブレーキを掛けるような、あの独特のエンジン音を轟かせて急坂を下る8091D。
さすがに緊急事態宣言下、自分が見えた限りでは乗客は3人でした。
陽も高くなり、もともと薄い積雪ですからすでに溶けた箇所も多いので、今朝の撮影はここまで。
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No.2021-8 「播但線でクモヤを狙う」 1月25日号
http://c561609521.exblog.jp/28421743/
2021-01-30T17:29:00+09:00
2021-01-30T17:29:30+09:00
2021-01-30T17:29:30+09:00
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播但線
残業続きで更新する時間が取れませんでした(汗)。
25日、播但線の電化区間に電気検測車クモヤ443系が入線、姫路~寺前間を一往復しました。
ちょうど休みと重なったので撮影に。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
上:1D 下:5625M 2021年1月25日(月) JR播但線溝口~福崎間にて
周辺トイレ:なし
福崎町は高橋の跨線橋にやって来ました。
ここからの風景は、およそ電化区間とは思えない、山の間を走っているかのように見えるのが好き。
手前の直線を狙うとその雰囲気は激減しますし、なにより線路際の立ち枯れの雑草が邪魔で撮影には向きません。
列車は小さくなりますが、ズームレンズ400mm一杯にしてカーブから出てくるところ狙いました。
晴れると逆光になるので余計に面白いこの場所で、クモヤ443系が来るまでに行き交う列車を撮影しながら構図を確認。
まずは、栄光の1D「はまかぜ1号」を。
かつてのキハ181系が豪快に排煙を吹き上げながら通過した場所、今日のキハ189系もまた、薄いながらも排煙を上げて駆け抜けます。
強い逆光に排煙が浮かび上がります。
続いて5625M。
カーブを曲がって来たのはダブルパンタ編成でした。
播但線の冬の名物としてすっかり定着したダブルパンタ編成、パンタグラフが陽を受けてギラついたところでシャッターを。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
試9697M 2021年1月25日(月) JR播但線溝口~福崎間にて
周辺トイレ:なし
強風の中待つこと1時間、ようやくクモヤ443系の通過時刻となりました。
北よりの風が吹くので下り列車の音が全く聞こえません。
撮影のタイミングを逃さないため、溝口駅通過時刻からファインダーを覗いて待ちました。
やがて、カーブを曲がってクモヤが姿を見せました。
前照灯の灯りがレールに反射しています。
運転台屋根越しに、検測用パンタを照らすLEDライトが2灯点灯していることも確認できます。
この照明を記録するために高い位置から狙ったのですが、高運転台車なので写るかなぁ・・・と思っていたのですが、何とか記録することができました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
左:3D 右:試9696M 2021年1月25日(月) JR播但線甘地駅にて
周辺トイレ:甘地駅
クモヤの折り返しを撮影すべく寺前方面へ走りますが、めぼしい場所にはすでに先客があり断念。
結局、3D「はまかぜ3号」との交換シーンを記録しようと甘地駅を訪ねました。
先に1名、改札を入る方があり、私が入った後にも1名。
その後数名が来られてクモヤ入線となりました。
動き回らず留まって、クモヤと3Dが並ぶ瞬間を綺麗に納めることができるよう構図を探りました。
しばし後、6両に増結の3Dがゆっくりと入線し通過していきます。
クモヤの顔に架かる3Dの影が消えた瞬間を狙って撮影。
クモヤに架線の影が入ってしまうのが残念でしたが、ここでしか撮れないシーンを納めることができました。
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No.2021-7 「雪化粧の播但線 再び vol.2」 1月19日号②
http://c561609521.exblog.jp/28406838/
2021-01-20T11:58:00+09:00
2021-01-20T11:58:21+09:00
2021-01-20T11:58:21+09:00
95219522
播但線
vol.1の続きです。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
227D 2021年1月19日(火) JR播但線生野~新井間にて
周辺トイレ:なし
川尻区で撮影後、神子畑川橋りょうを見下ろす跨線橋へ。
途中数か所ロケハンしたため時間を使ってしまい、227Dと生野駅で交換する226Dと岩津辺りで行き違いました。
跨線橋下に到着したのが227D生野駅発車の3分前、大急ぎで跨線橋を駆け上がりました。
構図を確認してようやくポジションを決めた時、直線の奥に227Dの姿が見えました。
急いで、しかし慌てずに水平を出し、露出を決め、置きピンを完了した頃には列車は橋りょうの中ほどまで来ていました。
時間が無い中、何とか撮影に成功。
雪を纏ったトラス橋もなかなかカッコいいものです。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:1228D(後追い) 下:8091D 2021年1月19日(火) JR播但線竹田⇔青倉間にて
周辺トイレ:なし
さらに北上し、竹田城跡近くの切通しに架かる跨線橋へ。
青倉側は余計なものが写り込まない、とても良い場所です。
この日は、山陰の冬の味覚へ誘う8091D「かにカニはまかぜ号」の運転日なので、これを狙います。
到着後しばらくは雪が降り続いており、1228D通過時は自らが巻き上げた雪も相まってとても良い雰囲気を醸し出してくれました。
8091D通過が迫ると雪は止み、上空は青空が覗くことも。
空の青色を受けてか、雪が青みを帯びた中、6両編成の8091Dが重厚なエンジンのサウンドを轟かせて駆け抜けました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
231D 2021年1月19日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
生野を通り過ぎると景色が一変、山の雪はかなり溶け、杉の黒の方が目立つ状態になっていました。
かえって、残った雪の白が目立つので、それを強調できる下市川橋りょう脇に陣取り、231Dを記録。
空転を警戒してか、かなりゆっくりと登ってきたキハ40。
乗客にとっては、景色を存分に楽しめて良かったのでは?
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1D 2021年1月19日(火) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし
長谷を過ぎると雪はほぼ溶けてしまい、河原の石や山の木々に少し残っている程度でした。
峠区の山、上の方だけ雪が残っていたので、麓を駆ける1D「はまかぜ1号」の通過を待って記録してみました。
雪を纏ったというより、水分が凍り付いているように見えて、より寒さが伝わるのではないかと感じます。
通過する1D、6両に増結されてはいるものの、緊急事態宣言を受けて乗客はまばら。
8091D「かにカニはまかぜ号」も2月1日より運転が取り止めになるとのこと。
コロナに打ち勝つためには我慢も必要ですから仕方ありませんね。
19日、播但線の撮影に他地域ナンバーの車で来られていた方を結構お見受けしました。
長谷などは過疎が進んだ限界集落の土地でもあります。
撮影に来られる際は感染対策を十分過ぎるくらいに行っていただきますようお願いいたします。
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No.2021-6 「雪化粧の播但線 再び vol.1」 1月19日号①
http://c561609521.exblog.jp/28406738/
2021-01-20T11:10:00+09:00
2021-01-20T11:28:32+09:00
2021-01-20T11:10:50+09:00
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播但線
去る12日、播但線沿線は砥堀以北で積雪がありましたが、夜勤12時間勤務が続いたせいで疲れがピークに。無理をして撮影に出て風邪でもひいたら、このご時世ですから大変な目に遭います。
ここはぐっと我慢して…と撮影を諦めました。
次はいつ、雪に巡り合えるかと天気予報を見ていると、18日辺りから寒波が南下してくるとのこと。
ちょうど18・19日が休みなのでライブカメラをチェックしていました。
19日朝4時に起き、生野のライブカメラを確認すると、見える範囲が雪で真っ白!しかも今まさに雪が降っている!!
大急ぎで仕度して出発です。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM(上)・EF70-200mm f/2.8L IS USM(下)
上:220D 下:1221D 2021年1月19日(火) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
北上するも、ヘッドライトで見える範囲は寺前・長谷周辺でも積雪はない様子。
しかし、渕区辺りから道路が薄ら白くなり、生野町内に入った途端に数センチの積雪となりました。
生野駅に着くと2センチほどの積雪があり、なおも雪が激しく降り続いていました。
まずは上り始発220D撮影のため、下りホームへ。
毎度のことですが(汗)、青い古びた跨線橋とその側面に書かれた駅名票を入れた構図を組みました。
レンズ面に雪が付着して水滴になるのでブロアーで飛ばしながらの構図確認となりました。
そうこうしているうちに踏切が鳴動、雪を被ったレールで滑ることなく220Dが入線しました。
先頭のキハ40、貫通扉に着雪がありました。
しばし停車の後、先頭の車輪でレール上の雪を脇へ払いながら構内を出て行きました。
続いて、長谷駅で交換して峠を登って来る下り始発1221Dを記録すべく上りホームへ。
相変わらず雪が激しく降り続き、つい先ほど列車が通った上りのレール上があっという間に真っ白になりました。
下りホームに男女の高校生がやって来たころ、遥か向こうが明るくなり、1221Dが登ってきました。
長谷方面の降雪はないのか、先頭部の着雪はありませんでした。
激しく降る雪が前照灯に照らされているのがお分かりいただけると思います。
雪支えが設置されたホーム、2人の高校生を乗せた列車はゆっくりと出て行きました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
222D 2021年1月19日(火) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
長谷方面へ戻ってみると、一時にたくさん降ったとみえて、道路が真っ白になり、生野へ向かう時に私の車がつけたタイヤの跡も埋もれかけていました。
渕カーブを見渡すポイントに立つと、見える景色が薄く雪化粧をし、とても美しかったので渕の集落と絡めて222Dを記録しました。
カメラをセットする間、雪が激しく降って視界が悪かったのですが、列車通過時には止み、また少し明るくなったので全体を見通せる環境での撮影ができました。
まだまだ薄暗い渕の里は雪を被り、静寂に包まれていました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
225D 2021年1月19日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
上市川橋りょうへ。
背景の山が雪を被り、杉の黒さが際立っていぶし銀の美しい姿を見せてくれました。
冷たい風が吹き抜けるため、市川の水面が揺らぎます。
再び小雪が激しく降る中、キハ40の単行が登ってきました。
橋りょう上、雪を巻き上げながら進む姿は力強く見えます。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
2D 2021年1月19日(火) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
上市川橋りょうで224Dを見送った後、川尻区の道路脇より線路を見下ろすようにカメラをセットし、2D「はまかぜ2号」を待ちました。
224D通過からほんの数分しか経っていないのに、レール踏面は雪を被って真っ白。
2Dを待つ間の降り方が一番激しかったように思います。
風も強く、横殴りの雪を正面から喰らいながらの待機でした。
定刻になってもなかなかやって来ませんでしたが、定刻から3~4分ほど経過したころにようやくジョイント音が聞こえ、上市川橋りょうを渡ってくる轟音が響きました。
カーブを曲がって姿を見せた2D、雪を突いて走ってきた証を見せてくれました。
vol.2へ続く。
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No.2021-5 「寒波来れど積雪はなし」 1月8日号
http://c561609521.exblog.jp/28389234/
2021-01-09T01:16:00+09:00
2021-01-09T01:16:07+09:00
2021-01-09T01:16:07+09:00
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播但線
積雪は豊岡辺りまでだったようです。
朝4時の起床時も変化なし。
期待していた分ガッガリですが、折角早起きしたので出かけてきました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:220D 右:1221D 2021年1月8日(金) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
8日は「うみやまむすび」が播但線定期運用5日目で、上り始発220Dの和田山方に連結され、その後単行となって豊岡へ戻る運用です。
220Dはまだ暗い時間の運転ですから、撮影はどうしても駅撮りになります。
前回の撮影は生野駅で後ろ姿を撮影しましたが、今回は長谷駅です。
同じく後ろ姿を捉えつつ、隣を通過する1221Dを光跡として捉えました。
残雪の長谷駅、3月改正で姿を消す快速列車がゆっくりと通過していきました。
午前6時過ぎ、辺りは静寂の闇に包まれ、小雪が舞っていました。
気温-4℃、5分もしないうちに指先が悴んできます。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
222D 2021年1月8日(金) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
長谷駅から一旦生野方面へ。
「うみやまむすび」の折り返し223Dをどこで撮影しようかとロケハンしますが、どこも暗く撮影は困難。
雪の豊岡から回送されたのちに播但線運用に入る気動車の222Dも撮影したいので、その両方を撮影できるポイントをと考え、第二市川橋りょうを望むポイントへ向かいました。
しかし到着したときにはすでに、223Dは長谷駅を出発して橋りょうを渡るところでした。
すぐに222Dが峠を降りて来るので、気を取り直してカメラをセット。
見渡す里、ところどころに雪が残っています。
それだけでも見た目に寒いのに、市川に氷が張っていました。
流水が凍るのですから、如何に冷え込んでいたかお分かりいただけるかと思います。
しばらくすると列車のジョイント音が聞こえてきました。
普段ならほとんど聞こえないのですが、空気が冷えて澄んでいる証拠でしょうか。
橋りょうを渡るキハ41、屋根上を雪で真っ白にしていました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
225D 2021年1月8日(金) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
222Dとして寺前へ降りていったキハ41。
巻き上げた雪を着けている可能性があるので、長谷駅ホームから入線シーンを狙うことにしました。
陽の当たる時間が短く、風が通る長谷駅構内には多くの雪が残っていました。
ホームに残る雪はカチコチに凍り、踏むと割れずに足が滑る始末。
転ばぬようにホーム端まで行き、カメラをセット。
小雪が舞う中、225Dがやって来ました。
決してたくさん雪を着けているわけではありませんが、方向幕が見えないなど、雪を突いて走って来たことが十分にわかる表情を見せてくれました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
2D 2021年1月8日(金) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
日本海側は降雪があるようですから、朝一で鳥取からやって来る2D「はまかぜ2号」も押させておきたいところ。
大福トンネルと第三市川橋りょうを望む真名谷踏切脇からの景色、雪が多く残っていたので、正面を狙うことに。
先行の224Dで試し撮り、その後雪が降り始め、風に吹かれて乱れ舞っていました。
そのままの状況で2D通過を迎えました。
前面の着雪はさほどでもありませんでしたが、足回りにも着雪があるのが確認できます。
通り過ぎる最後尾を見ると、巻き上げた雪で白くなっていました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:227D 下:226D 2021年1月8日(金) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:なし
移動して今度は渕カーブを。
山の、落葉した木々の山肌に残る雪が何とも寒々しく見えます。
強い風で雪が吹き付ける中、峠を登ってきた227Dを撮影。
続いて、227Dと生野駅で交換して峠を降りて来る226Dを。
色のないモノトーンの風景に首都圏色が映えます。
「うみやまむすび」、基調ですが車体下部が黄色なのでその存在が分かります。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:229D 下:1228D 2021年1月8日(金) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:なし
上市川橋りょうへ。
8091D「かにカニはまかぜ号」の運転があるし、「うみやまむすび」が単行となって229Dで登ってくる、また長谷で撮影した雪を積んだキハ41の1228Dが降りて来る…、短時間で立て続けに通過するのですべてを撮影できるここを選んだのですが、立ち位置を決めかねてウロウロしているうちに8091Dが通過、中途半端な撮影になってしまいました。
その後、雪の降り方が激しくなり、一番激しく降っているときに229Dが通過。
さすがにこの状況では「うみやまむすび」より首都圏色の一般車の方が良かったなぁと(汗)。
その後、小康状態となって1228Dが通過。
市川の水量がかなり少なく、普段は川底の石がまるで岸のように露出していました。
そこと川の水との境界に氷が張り、白くなっていました。
雪は降るものの積もる気配は一向にないので、この日の撮影はここまで。
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No.2021-4 「根雪の里と播但線 vol.2」 1月2日号②
http://c561609521.exblog.jp/28382043/
2021-01-03T16:36:00+09:00
2021-01-03T16:36:12+09:00
2021-01-03T16:36:12+09:00
95219522
播但線
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
231D 2021年1月2日(土) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
渕地区へ。
この時間になると人出が多くなって、狭い一角に撮影者が集中していました。
渕の集落と山を背景に、栃原川橋りょうを渡る231Dを狙いました。
通常は運用初日の気動車による単行ですが、年末年始は運用3日目の気動車を増結した2両編成になります。
栃原川橋りょうの向かって右手、枝が伸びて車両に掛かるので、なるべく掛からない位置でシャッターを切りました。
首都圏色は本当に映える綺麗な色です。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
上:1D 下:230D 2021年1月2日(土) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:なし
栃原川橋りょうを望むポイントから第三市川橋りょうの袂へ移動。
雪を残した木々や雪を被った河原の石などを取り入れて、橋りょうを渡る列車を狙いました。
まずは峠を登ってきた1D「はまかぜ1号」。
6両に増結中なので、中間の先頭車連結部の通過に合わせてシャッターを切りました。
しばらくして、1Dと生野駅で交換した「うみやまむすび」の230Dが降りてきました。
どちらも秘境らしさあり。
乗客がこちらを見下ろし、驚いた様子が見て取れて笑ってしまいました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1233D 2021年1月2日(土) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
再び栃原川橋りょうを望むポイントへ戻り、すぐに折り返してくる「うみやまむすび」を狙いました。
折角運用に就いているのですから、可能な限りいろんな場面を記録しておきたいですからね。
黒い山が背景なので溶け込んでしまいそうですが、車体下部が黄色なのでこういう構図でも存在感があります。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:235D 右:1234D 2021年1月2日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
この日から運転のUターン臨9088D「はまかぜ88号」は、生野駅で定期の3D「はまかぜ3号」と交換します。
お正月の風物詩として毎年記録に訪れますが、今年も。
その前に「うみやまむすび」の1234Dと増結の235Dの交換シーンも。
例年、この時期には生野駅ホームの上屋を支える雪支えが設置されていますが、今シーズンは設置されていません。
すっきりしているので上の写真のような記録もできます。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:3D 右:9088D 2021年1月2日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
普通列車の交換シーンを撮影して約40分、ホームで待つことに。
結構寒かったのですが、日向に出るとまだ温かいほうでした。
大阪方面行き特急が新井駅を出た旨のアナウンスが流れ、しばらくすると9088Dが25‰の急坂を登って来ました。
ホームに到着してしばらくすると、今度は城崎方面行き特急が長谷駅を出たというアナウンスが。
あれこれ撮影しているとあっという間に時間が経ち、3Dが入線してきました。
停目へ進行する3Dの先頭が9088Dの後部と並んだところでシャッターを切りました。
撮影している私と、隣の線路に「はまかぜ」が止まっているのを見て、3Dの一部の乗客が席から立って「何なに、どういうこと?!」と言わんばかりに興奮している様がとても面白かった。
3Dが動きだすと窓にへばりつくようにして9088Dの方を眺めていましたが、他の乗客から見ると「このおっさん大丈夫か?」と思われたに違いありません(笑)。
今年も交換シーンを記録できて満足でした。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1237D 2021年1月2日(土) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし
生野駅からの帰り道、為信に西陽が入っていました。
市川の川向う、年末に撮影した古民家も雪を被り、冬の山里らしい風情を醸し出していました。
まもなく「うむやまむすび」最後の運用となる1237Dが登ってくるので、カメラを向けました。
この一角、漆黒の蒸気機関車や赤いディーゼル機関車が通過しても似合うでしょうね。
播但線にSL列車が欲しいなぁと常々思うケン坊です。
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No.2021-3 「根雪の里と播但線 vol.1」 1月2日号①
http://c561609521.exblog.jp/28381973/
2021-01-03T15:52:00+09:00
2021-01-03T15:52:06+09:00
2021-01-03T15:52:06+09:00
95219522
播但線
なので2021年の撮り初めは2日となりました。
「うみやまむすび」が播但線定期運用最終日、これをメインに撮影に出かけました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
220D 2021年1月2日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
「うみやまむすび」は上り始発220Dの和田山方に連結されています。
雪がどのくらい残っているかわかりませんが、220Dの後ろ姿を記録すべく、生野駅を目指しました。
渕から川尻・真弓へと続く道路、轍が凍り付いているので軽四で通るとタイヤを弾かれ、ガリガリガタガタ…、ひどいものでした(笑)。
生野駅に到着したのが午前5時20分頃、珍しくホームの照明は消灯していました。
しばらくすると点灯したのでホームへ。
ホームは31日に保線の方々が、「はまかぜ」の乗降が可能な分だけ除雪されていましたが、線路はそのまま。
レールはだいぶ姿を現しましたが枕木は全く見えません。
根雪の構内、25‰を征した220Dが入線しました。
後ろ姿と根雪の生野駅を。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
上:223D 下:222D 2021年1月2日(土) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:なし
生野へ向かく途中、真っ暗闇でしたが、わずかな月明かりを受けて渕の田んぼが明るく見えました。
雪が残っているのだろうと思い、生野駅での撮影後に向かいました。
だんだん明るくなって、何とか辺りを見渡せるようになると、里にたくさんの雪が残っているのがわかりました。
空が明るくなり、赤味を帯びてきた頃、エンジン音が近づき、「うみやまむすび」が先頭の223Dが築堤を登って来ました。
撮影後、立ち位置を変えて栃原川橋りょうを向いて220Dを。
こちらも積もったそのままで根雪になっていました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
225D 2021年1月2日(土) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:大河区公民館公衆トイレ
大河区も一面根雪に覆われていました。
空は明るくなりましたが里には陽が届かず、まだまだ暗い。
日本家屋の民家の屋根にも雪が残り、いかにも冬の里の風情。
そんな中、首都圏色のキハ40の単行がゆっくりと走ります。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
224D 2021年1月2日(土) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし
雪のある時に撮影したかった峠北俯瞰。
31日は雪が降り続いて視界が効かないので断念したので、雪が残っているうちにと思い、やって来ました。
峠区に到着した途端にキハ189系6両編成が下りました。
この日から運転の9088D「はまかぜ88号」の回送でした。
いままでは31日の9089D「はまかぜ89号」運転後、豊岡か鳥取に留置後、9088Dに入っていたので、この日も回送はないもののと思っていたのでガッカリでした。
峠北俯瞰へは急坂を登らなくてはなりません。
滑って転倒するのが目に見えていますから、コンクリートの上は歩かず、両脇に残った雪を踏みながらやっとの思いで登りました。
見える景色、雪は少なくなっていましたが、私的にはこの方が寒い感じがします。
黒々とした山を主役に、二灯の前照灯を灯した気動車を。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
上:2D 下:227D 2021年1月2日(土) JR播但線長谷⇔寺前間にて
周辺トイレ:大河区公園公衆トイレ
再び大河区へ。
強い朝陽が射し、用田区の山まで綺麗に照らしました。
青空の下、前面貫通扉に雪を着けた2D「はまかぜ2号」が降りてきました。
日本海側では雪が降っているのでしょう。
軽快に寺前へ降りて行くと、今度は峠を目指して227Dが登ってきました。
屋根にたくさんの雪を乗せたキハ41、ここ数日の寒さを物語っています。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
226D 2021年1月2日(土) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
「うみやまむすび」を連結した編成が226Dとなって降りて来ます。
編成がわかるように、第二市川橋りょうを渡るシーンを狙いました。
やはり、山の木々に積もっていた雪はほとんど落ちてしまいましたが、里にはまだまだたくさんの雪が残っています。
カメラをセットし終えた頃、原野方面から列車の音が聞こえ、226Dが橋りょうへ。
長いタイフォンを鳴らして長谷駅へと進みました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
229D 2021年1月2日(土) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:大河区公園公衆トイレ
大河カーブに戻って来ました。
雪が溶けて土が顔を出した部分を覗いてみると、霜柱ができていました。
それだけ冷え込んでいた証拠です。
陽が入って多少温かくなったものの溶けることを知らない霜柱。
キハ41を切り離して身軽になった「うみやまむすび」と絡めて。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1228D 2021年1月2日(日) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし
為信区のお地蔵さまのお堂下へ。
大河同様、ここも根雪になっていました。
向こうに見える為信の集落、東向きで長く陽が当たるはずの屋根に、たくさんの雪が残っています。
やはりそれだけ冷え込みが激しいのでしょう。
上空の雲が太陽を隠していましたが、雲が取れ陽が射したタイミングで1228Dが通過しました。
vol.2へ続く。
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No.2021-2 「年越し寒波の播但線 vol.2」 2020年12月31日号②
http://c561609521.exblog.jp/28379495/
2021-01-01T15:59:00+09:00
2021-01-01T15:59:50+09:00
2021-01-01T15:59:50+09:00
95219522
播但線
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
231D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
生野駅へトイレを借りにいったついでに列車の運行状況を確認すると、2D「はまかぜ2号」が青倉辺りまで来ているとの表示。
今日は運用3日目の「うみやまむすび」が、231Dから増結対応に入るだろうし、時間的に2Dと長谷駅で交換することになるだろうから、2D狙いで上り列車撮影ポイントに陣取れば231Dが狙えない。
231Dを狙えば2Dが撮れない…、どうしたものかと考えた末、2Dを諦めることにしました。
生野駅から南下、上市川橋りょうまで来ると誰もいません。
誰にも気兼ねなく好きな立ち位置で撮影できるので、ここで231Dを狙うことにしました。
到着直後、豪快なエンジン音が聞こえ、2Dが猛スピードで駆け抜けました。
約2時間30分遅れでの通過でした。
その後、雪は小康状態になり、橋りょうの背景の山がはっきり見えてきました。
ここも杉が多く、モノトーンというよりモノクロに近い世界が広がる中、予想通り「うみやまむすび」を増結した231Dが橋りょうを渡ります。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
下市川橋りょうへ移動しました。
降雪で、奥の山が全く見えていませんでしたが、時間が経つにつれてはっきり見えてきました。
少し明るくなってきた頃、またしても豪快なエンジン音が聞こえてきました。
6両に増結されたキハ189系の爆音エンジンのサウンドが、雪山に木霊していました。
橋りょうに躍り出た栄光の1D「はまかぜ1号」、韋駄天ぶりを遺憾なく発揮して駆け上がって行きました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
上:230D 下:1233D 2020年12月31日(木) JR播但線生野⇔長谷間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
生野駅で1Dと交換する230Dがすぐに降りて来るので、橋りょうから離れた位置に移動し、サイドから。
頭上の雪を被った枝、奥に見える山、川の石、雪雲に覆われた空…、すべてが寒さを伝える要素になっています。
そんな風景を行くたった一両の気動車が、寂しさ、哀愁を醸し出しているかのよう。
230Dは寺前到着後、1233Dとしてすぐに折り返してきます。
今度は橋りょうに近づき、気動車を強調して。
聳え立つ山が雪で霞んで見えるのも、寒さを伝えてくれています。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:232D 下:235D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
運用初日の気動車に増結されて和田山へ向かった「うみやまむすび」が戻って来ます。
長谷駅ホーム端から寺前へ向かう後ろ姿、そして短時間で寺前から折り返してくる姿を狙いました。
この日は帰省臨9089D「はまかぜ89号」の運転があり、長谷駅で232Dと交換するので、9089Dの入線シーンも撮影しました。
232D、生野駅を7分遅れで発車した旨アナウンスがありました。
「はまかぜ」がキハ189系に変わってから、9089Dは長谷駅通過に変わっていると思うのですが、この日は232Dの遅れを受けて運転停車(毎回停車しているのかな?)。
新型コロナの影響で帰省を控えた方が多いのか、6両編成の車内はガラガラでした。
やがて、臨時とは言え特急を待たせて232Dが長谷駅に到着。
9089D発車から少し間をおいて232Dも発車しました。
私はその後もホームに留まり、235Dを待ちました。
青空になり、一気に気温が緩んできました。
あちこちで「ドサ~っ」と雪が落ちる音がします。
急に強い風が吹き、目の前がホワイトアウトに。
235D到着時刻が迫っていたので焦りましたが、入線時には収まってくれました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
235D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
2020年最後のショットは、長谷駅に到着した235Dの後ろ姿でした。
保線の方が雪かきをしたホームに到着したキハ41が、雪を着けた顔に陽を受け、その朱色が目に鮮やかで眩しいくらいでした。
帰省と思われる数人が降車、雪の峠道へと進んでいきました。
これにて2020年の撮影・記録は終了。
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No.2021-1 「年越し寒波の播但線 vol.1」 2020年12月31日号①
http://c561609521.exblog.jp/28379442/
2021-01-01T15:13:00+09:00
2021-01-01T15:15:08+09:00
2021-01-01T15:13:05+09:00
95219522
播但線
拙ブログも13年目に突入いたしました。
昨年は更新が滞ってしまいましたが、今年は撮影後なるべく早く更新していきたいと考えております。
また、今年からブログタイトルを「播但線だより」に変更させていただきました。
落ち着いた雰囲気で、撮影の記録をお伝えできればと思い、ブログタイトルもより落ち着いたものにしようと考えてのことです。
お伝えする形式には変更はありませんので、いままで通りにご覧いただければ幸いです。
さて、2020年最後の日は大寒波が到来し、播但線沿線も姫路市内まで雪景色となりました。
車輪フラットのまま播但線運用に入っていたキハ40-2007「うみやまむすび」ですが、12月中旬に車輪削正が行われ、28日夜に豊岡で回830Dの準備をしていました。
31日は播但線定期運用3日目、「うみやまむすび」が播但線にいるタイミングでの積雪とあって、同車の活躍を中心に撮影することにしました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:1221D 右:220D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
鶴居辺りから路面に積雪があり、車の通った後が轍になっていました。
ハンドルを取られるので注意しながら北上、寺前からは北行き車線のみ除雪されていました。
かえってこの方が滑りやすかったりするのですが、速度を抑えて北上を続けます。
大河区では道路脇の竹が雪の重みで道路側へしな垂れていました。
峠区までやってくると、ここまで除雪してくださったホイールローダーが雪を道路脇へ除けているところでした。
ここから先は除雪されていませんが、その方が滑りにくいので走りやすい。
ただ、ブレーキが利きづらくなるので、止まる際はポンピング。
長谷駅に到着したのが午前5時20分でした。
辺りは本当の静寂、ホームの照明はまだ点いておらず、しんしんと降る雪に心細くなってしまいました。
5時40分頃になってようやくホームの照明が点灯したのでホームへ。
ホーム上の積雪は20cmくらいでしょうか、前回の積雪よりは少ないようでした。
目当ての「うみやまむすび」は上り始発220Dの先頭を務めます。
和田山停泊での始発ですから着雪が期待できます。
カメラをセットしたころに、220Dの生野駅発車のアナウンスが流れました。
しばし後、列車到着のアナウンスが流れ、220Dが到着。
駅の照明に浮かび上がる「うみやまむすび」、貫通扉と助士席側前面に着雪があり、スカート・連結器周りなどは自らラッセルしながら走って来たことを物語る様相でした。
鳥取からやって来る2D「はまかぜ2号」でも、ここまでの表情は見たことがありません。
和田山の積雪が記録的であったことは、後からラジオで知りました。
ほぼ定刻で到着した220D、その横を下り始発1221Dが通過していきます。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
上:223D 下:222D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
豊岡から回830Dで和田山へ送られて播但線運用に入る気動車、こちらも相当の着雪が期待できます。
「うみやまむすび」の折り返し223Dとともに記録できるところを思い、伯耆トンネルの長谷方に陣取りました。
長谷駅からの移動時、渕~川尻間の道路で、雪の重みで道路に落下した大きな枝を3回ほど取り除く羽目になり、移動に結構な時間を要しました。
カメラの設定もできないまま、「うみやまむすび」の折り返し223Dが通過。
暗い中、雪を巻き上げながら伯耆トンネルへと姿を消しました。
これと生野駅で交換するのが、回830Dから流れる気動車の222D。
カメラの設定を終えた頃には雪が本降りに。
気動車がトンネルに入った轟音が聞こえ、トンネル側面が前照灯でオレンジ色に輝きます。
トンネルから飛び出した222Dはキハ41、前面とスカート・連結器周りにかなりの雪を付けていました。
雪が降っている上、ハイビームだったので、見辛い写真になってしまいましたが、迫力は出たかな。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
225D 2020年12月31日(木) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし
為信区へ移動しました。
お地蔵様のお堂から坂を上ったところに陣取り、お堂下の田んぼを見下ろすようにカメラをセットしました。
田んぼ、畦道、線路…、境界が全く分からない状態でした。
風があり、雪が横殴りに吹き付けるので凍えそうになりました。
雪が音を吸収するので、列車が近くに来ていても気付かず、急にタイフォンが鳴ったので慌てて撮影した感じでした。
屋根上、クーラーが埋まるほどの雪を積んでいます。
1か所だけ、上段下降の窓が開いていました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
224D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:大河区公民館公衆トイレ
前夜の5D「はまかぜ5号」が豊岡止まりに変更されたので、この日の2D「はまかぜ2号」は豊岡始発。
北部の降雪を突いてやって来るなら着雪が期待できます。
里の雪景色とともに記録しようと考え、大河区の県道法面に陣取りました。
竹からの落雪の直撃を受けながら待つこと数分、先行の224Dが降りてきました。
下り始発として和田山へ向かった編成、その際に巻き上げたものと、折り返してここまで来る間に着いた雪とで、愛嬌あるキハ41の埴輪顔が何だかとても頼もしく見えます。
本降りの雪を突いて寺前へ。
この後、2Dを待ちますがやって来ず、224Dの折り返しである227Dが定刻で登ってきました。
列車位置情報を確認すると、福知山~豊岡間の不通に伴い、八鹿駅で足止めを喰らっているようでした。
「うみやまむすび」が和田山から戻ってくるので、2Dは諦めて次のポイントへ。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
226D 2020年12月31日(木) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし
大河区の一番奥にやって来ました。
ここからの風景は上空の送電線を入れなければ、一切余分なものが写り込みません。
線路の両側に聳え立つ杉の木々が雪を被り、モノトーンの世界が広がります。
雪の降り方が激しくなる中、10分ほど遅れて226Dが降りてきました。
朝一番ほどではありませんが、着雪のある「うみやまむすび」を記録することができました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
1228D 2020年12月31日(木) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
上市川橋りょうで撮影しようと北上してきましたが、撮影者が集中していました。
中には、道路際に車を止め、こちらが通過しているにも関わらず、開けたドアを閉めようともしない厚かましい輩もいる(積雪で道路が狭くなっているのに、そんなことお構いなし)ので、同じ場所にいるのがけったくそ悪いので第四市川橋りょうへ向かいました。
市川の中州、川岸の木々が雪を被り、寒さを醸し出していました。
播但連絡道路の橋脚を入れないように構図を取り、229Dを待っていました。
雪の降りが激しくなり、下を向いているといきなり橋りょう上に躍り出てきたので、タイミングを逃してしまいました。
生野駅で交換の1228D、少し遅れているようですが、これを待って撮影しました。
この角度からだと、屋根に積もったの雪の量がよくわかります。
vol.2に続く。
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本年中は大変お世話になりました。
http://c561609521.exblog.jp/28378568/
2020-12-31T22:41:00+09:00
2020-12-31T22:51:10+09:00
2020-12-31T22:51:10+09:00
95219522
未分類
今年は、何もかもが変わってしまい、変化を理解し着いていくのが精一杯でしたが、そんな中でも趣味を続けられたことをありがたいことだと感じております。
今年は開催できなかった写真展も、コロナの状況を見つつ、来年の開催を検討したいとも考えておりますので、実現の暁にはよろしくお願いいたします。
本日も、雪の播但線の撮影に出ておりましたが、その模様は新年一発目の更新で。
来年もケン坊の播但線通信をよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。
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No.2020-39 「霜が降りた極寒の播但線で」 12月27日号
http://c561609521.exblog.jp/28373820/
2020-12-28T14:51:00+09:00
2020-12-30T01:15:19+09:00
2020-12-28T14:51:47+09:00
95219522
播但線
この日は最終運行に入っていました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
左:220D 右:1221D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
長谷駅には午前5時20分頃に到着、ホームは消灯されて真っ暗。
年の瀬の日曜の早朝とあって、辺りの民家には明かりが灯っておらず、静寂に包まれていました。
40分頃にホームの照明が灯ったのでホームへ。
線路の枕木が霜で真っ白になっていました。
「うみやまむすび」は上り始発220Dの和田山方に連結されています。
今回はその後ろ姿と、来年3月で消滅する長谷駅通過の快速列車(下り始発1221Dは快速列車)の交換シーンを記録しました。
まず220Dが到着、直後に1221Dが為信を通過するタイフォンが聞こえ、やがて寺前方に前照灯が現れてゆっくりと通過しました。
1221Dの前照灯が見えた時点でシャッターボタンを押し、30秒開いて撮影しました。
通過する1221Dの前照灯が光跡となって写っています。
また1221Dが通過している線路の枕木、霜で白くなっているのもわかります。
1221D通過直後、220Dが発車、寺前へと下っていきました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
223D 2020(令和2)年12月27日(木) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
渕区にやって来ました。
薄暗がり、田んぼが明るく見えたのは霜で白くなっているからでした。
渕の里は谷が狭く、高い山に囲まれています。
気温も一段と低いようで、長谷駅ホームよりも寒い感じがしました。
風がなく、辺りは物音ひとつせずシーンと静まり返っています。
そのせいで、離れた畑中踏切の警報がよく聞こえ、続いて223Dのエンジン音とジョイント音がだんだんとこちらへ近づいてきました。
「うみやまむすび」を先頭にした223D、築堤の大カーブをゆっくりと登っていました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
222D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
午前7時になっても渕の里は薄暗く、寒村の冬の朝のイメージにピッタリの光景が広がっています。
今はもう、住むものを失った古民家の白壁の土蔵越しに栃原川橋りょうを望むと、キハ40単行の222Dが降りてきました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
225D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし
渕区での撮影で凍えてしまった私(^-^)、車で暖を取りつつ為信区へ移動。
お地蔵様のお堂から坂を少し登った場所から、お堂下の田んぼを見下ろして。
田んぼの土、線路の枕木、畦の雑草までもが霜で真っ白でなっていました。
狭い谷を抜ける北風はとても冷たくて、耳の感覚がなくなりそうでした。
やがて、山裾の杉の木立の合間からちらちらと225Dの前照灯が見え隠れしながらこちらへやって来るのが見えました。
申し訳程度にタイフォンを鳴らし、勢いにのって駆け上がって行きました。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
224D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし
為信の築堤上も霜が降りて真っ白になっていました。
杉の木々は色を濃くし、山は黒々としています。
こんな風景を行く気動車を捉えようと、峠北俯瞰に登りました。
吹きっさらしの高台ですからとにかく寒い。
体の芯まで冷やされました。
シャッターを押す指の感覚もなくなるくらい、とにかく寒い!
待って待って、ようやく224Dがやって来ました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:227D 下:226D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:なし
栗区の県道脇から第二市川橋りょうを望むと、ある地点だけ市川の水面に橋りょうを渡る列車が写る箇所があります。
この日は水量が少し多かったので2両編成が綺麗に写り込むだけの水がありました。
まずは227D、この時は水面が静まり、鏡の如く綺麗に姿を映してくれました。
227Dと生野駅で交換して峠を降りて来る「うみやまむすび」の226Dがやって来た時は、ほんの少しの風でしたが水面が揺らぎ、乱れてしまいました。
自然相手ですからこればっかりは仕方ありませんね(^-^)。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
229D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし
大河区のカーブの内側に設置された勾配票を主役に8091D「かにカニはまかぜ号」と、寺前駅で相棒を切り離して単行になった「うみやまむすび」の229Dを撮影。
8091Dは側面が飛んでしまってイマイチ(汗)でした。
続く229Dではまぁまぁ面白いものが撮れたかなぁと(笑)。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
1D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
上市川橋りょうまでやって来ると、橋りょう下の市川の水面が陽を受けて煌いていました。
水鏡の名所ですが、今回はこの煌きを主役に。
まずは231Dを撮影し、構図を確認。
まもなく1D「はまかぜ1号」通過という段になって、太陽が薄雲に覆われてしまい、煌きも物足りないものになってしまいました。
そのまま通過の時を迎えました。
消化不良の感がありますが、橋りょう通過中に力行に入ったおかげで、排煙を棚引かせるシーンを捉えることができました。
その後、「うみやまむすび」の230Dも撮影。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1233D 2020(令和2)年12月27日(日) JR播但線寺前~長谷間にて周辺トイレ:なし
為信区の県道脇から、お堂の南の民家を向いて。山裾に建つ古民家と薪の貯蔵小屋が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。その前に敷かれた線路を行く「うみやまむすび」、とても似合っています。首都圏色の気動車でも撮ってみたい光景、今度やってみるか…。
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No.2020-38 「いきなり大雪!播但線 vol.3」 12月17日号
http://c561609521.exblog.jp/28373763/
2020-12-28T13:46:00+09:00
2020-12-28T13:46:08+09:00
2020-12-28T13:46:08+09:00
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播但線
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:229D 下:1228D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷⇔生野間にて
周辺トイレ:なし
下市川橋りょうでの撮影後、次の列車まで時間があるので、第三市川橋りょうへ移動し、市川に降りました。
レンズを変えに上がる時間的余裕と、足元を確認しながら歩く余裕を確保しての雪中行軍でしたが、レンズは変える必要がなく、結局雪の中で数十分待ち続けることに(笑)。
まずは単行となって峠を登ってきた229Dを撮影。
通過後まもなく、後方でガサガサと音がするのでハッ!として振り返ると、カメラを持った若い男性2人組でした。
続く1228Dは3名での撮影。
豊岡からやって来て播但線運用に就いていたキハ40、変わらず屋根にはいっぱい雪を積んでいるので、風景と相まって雪の多さを物語ってくれました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
231D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷~寺前間にて
周辺トイレ:なし
市川から上がって、そのまま栃原川橋りょうを望むポイントへ。
この頃になると気温が緩み、熊笹や木の枝に降り積もった雪が溶け始めていました。
雪の播但線は朝が勝負!
雪をいっぱい積んだキハ40が寺前で折り返してくるので、モノクロの渕の山を背景に狙いました。
ここは橋りょう越しに渕の集落も見えるので、里を駆けるシーンが記録できるポイントとして大好きな場所でもあります。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
231D撮影後は下市川橋りょうへ。
お立ち台に上がって、栄光の1D「はまかぜ1号」を狙いました。
見える木々の雪が、朝一番に比べるとだいぶ落ちていましたが、雪は舞っていますしまだまだ撮れる!
木々から溶け落ちる雪の直撃に遭いながらの撮影となりました。
雪が音を吸収して辺りは静寂に包まれていましたが、それを突いてキハ189系の豪快なエンジン音が近づいてきました。
やはり6両に増結されたキハ189系のエンジン音は迫力満点です。
カーブを曲がって姿を現した「はまかぜ1号」、力行に入りグングンス速度を増し、あっという間に駆け上がって行きました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1233D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
お立ち台から降りて、橋りょう脇から峠を下る230Dを撮影しましたが、やはり前照灯を付けたキハを撮りたくて、折り返しの1233Dが登って来るのを待つことに。
そろそろお昼、気温はさらに上がって、市川の石に積もった雪もかなり溶けてきました。
夜明け前から雪景色を見ているので、これだけ雪が残っていても物足りなさを感じてしまい、1233D撮影で切り上げることに。
背景の山に霧が流れてきた頃、エンジン音が聞こえ始め、キハ41が登ってきました。
車内のボックス席で車窓を眺めていた女性が、私を見つけるなり体ごとこちらに向き直って私をじっと見つめていました。
「こんなところで…、好きやなぁ」と呆れていたのかもしれませんね。
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No.2020-37 「いきなり大雪!播但線 vol.2」 12月17日号
http://c561609521.exblog.jp/28366470/
2020-12-22T20:15:00+09:00
2020-12-22T20:15:14+09:00
2020-12-22T20:15:14+09:00
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播但線
遅れを持って長谷駅を出発した225D。
生野駅で交換の224Dも同じく遅れを持って峠を降りてきます。
今度はホームの生野側先端より入線シーンを狙います。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
224D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
寺前側とは違い、こちらの景色は開けているので、新しい民家が見えます。
また電柱や電線もごちゃごちゃしているので、あまり余計な物が写り込まないように構図を組みました。
やって来た編成は、朝の下り始発の編成で生野駅で撮影したもの。
和田山へ向かう際に巻き上げた雪が凍り付き、寒さを物語っています。
積雪がレールの高さとほぼ同じなのがわかります。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
2D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
長谷駅で224Dを撮影後、列車位置を示す情報画面を見ると、225Dの遅れが5分に短縮していました。
新井駅で交換の2D「はまかぜ2号」は韋駄天気動車、もっと回復してくると読んで渕カーブで待つことに。
ここからの景色はまさに銀世界でした。
前夜の5D「はまかぜ5号」が豊岡止まりに変更されたので、この日の2Dは豊岡始発。
ライブカメラで確認すると、屋根にはあまり雪を積んでいないようでした。
なので、構図は引きで風景メインとしました。
8時20分、踏切警報音は聞こえませんが、キハ189系のエンジン音らしき音が聞こえ始め、いきなり姿を現しました。
不意を突かれましたが、タイミングを逃さず撮影できました。
車体が汚れているせいで、茜色の帯が目立たず車両の存在感が薄れてしまいましたね。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
227D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
渕カーブの対角の位置に回り込み、峠を登って来る227Dを狙いました。
ここから見える山には杉の他に落葉樹があるので、山の表情に変化を出ます。
線路際の草刈りや枝打ちが行われていないのでゴチャゴチャしていますが、これも自然と捉えれば・・・。
227Dは、回復運転の甲斐あって定刻にやって来ました。
いつもと変わらず、エンジン音高らかに、しかし足元を確認するかのようにゆっくりと登って行きました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
226D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ
227D撮影後、急いで下市川橋りょうへ。
生野駅で交換する226Dがすぐに峠を降りて来るので、雪景色の下市川橋りょうを渡るシーンを撮影したくて、車を降りてダッシュ!!
雪が舞う中、枝からの落雪を喰らいながら(笑)カメラを構えます。
橋りょう奥の山が見えないので、手前の雪を被った枝を取り入れて。
ここの景色、冬の厳しさを伝えるにはもってこいかもしれませんね。
vol.3へつづく。
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No.2020-36 「いきなり大雪!播但線 vol.1」 12月17日号
http://c561609521.exblog.jp/28364404/
2020-12-21T01:55:00+09:00
2020-12-21T01:55:58+09:00
2020-12-21T01:55:58+09:00
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播但線
夜勤明けだったので撮影に出かけても良かったのですが、16日夜の方が多く長く降るようだったので、撮影には出ず、冬用タイヤを積んで行きつけのガソリンスタンドへ履き替えに。
同日の夕方には雪は溶けていたようですが、夜に一気に降り積もり、気温もかなり下がったので、準備万端!いつもより早くに家を出て北上しました。
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
220D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
福崎辺りから、ヘッドライトで見える田畑は白くなっていました。
新野からは道路も真っ白、寺前を過ぎると積雪があり、駆動輪が滑るしハンドルが効かない、ブレーキも効かないという状況が何度も(^-^)。
渕から川尻へ抜ける道では、枝が落ちてることを想定して最徐行で運転していましたが、案の定雪に埋もれた道路の幅いっぱいの大きな枝を発見!
車を降りて蹴ってみると意外にもバキッ!!と折れました。
そりゃそうか、スカスカになってるから雪の重みに耐えられずに落ちるんですよね。
道路脇に除けていざ出発。
川尻の集落から四駆の除雪車が先行してくれました(笑)。
やっとの思いで生野駅に到着したのが午前5時30分、積雪は20cmを超えていたでしょうか。
ホームへ入り、まずは上り始発220Dを狙いました。
線路は雪に埋もれ、青い跨線橋と中継信号機も雪を被っていました。
跨線橋に書かれた、白ペンキの駅名票が入るようにカメラを構え、露出を確認したところで踏切が鳴動、列車がやって来ました。
レール踏面にも雪が積もっていますが、列車は滑ることなく停車。
運転室には保線の方も乗っているようでした。
しばし停車の後、雪が降りしきる生野駅をあとに、長谷へと降りて行きました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1221D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅
続いて下り始発1221Dを撮影すべく反対のホームへ。
雪は激しく降ったり止んだりを繰り返していました。
トラックの除雪車や融雪剤散布のトラックが行き来する中、長谷方面に前照灯が現れ、1221Dが到着しました。
寺前で一夜を明かしたこの編成の方が、先ほど見送った和田山停泊編成よりも雪を多く載せていました。
和田山の方が積雪が少なかったのでしょうか。
生野から1名の乗客を乗せた1221D、ゆっくりと発車し、下り25‰の急坂に姿を消しました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
222D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
生野から南下しながらロケハン。
223Dは見送って、これと生野駅で交換して峠を降りて来る222Dを、赤田への道から遠望。
ここへ登る道路が除雪されていないので、スリップしながらやっとの思いで登りました。
列車通過直前に雪が降り始め、視界が悪い中での通過となりました。
豊岡から回送されての運用ですから、屋根の積雪、前面貫通扉の着雪が降雪の多さを物語っています。
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
225D 2020(令和2)年12月17日(木) JR播但線長谷駅にて
周辺トイレ:長谷駅
雪をいっぱい積んだ気動車を近くで記録しようと思い、雪景色も似合う長谷駅ホーム端へ。
ホーム上の積雪は30cmくらいあったのではないでしょうか。
長靴を履いていましたが、下手に歩くと雪が大量に中に入ってしまう有様でした。
カメラをセットし、設定し終えたところで時計を見るとすでに寺前発車時刻を過ぎていました。
発車のアナウンスがなかったよなぁ・・・と考えていると、発車が遅れているというアナウンスが(初めて聞きました)。
その後、約10分遅れで寺前発車のアナウンスが流れました。
為信通過の警笛が聞こえ、回復運転でいつもより足早に入線してきました。
雪化粧のキハ40、いいですよね。
vol.2へ続く。
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No.2020-35 「令和2年の冬支度」 11月13日号
http://c561609521.exblog.jp/28339532/
2020-12-03T03:15:00+09:00
2020-12-03T03:15:59+09:00
2020-12-03T03:15:59+09:00
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播但線
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
試雪9660D 2020(令和2)年11月13日(金) JR播但線竹田~青倉間にて
周辺トイレ:なし
勤務を終えて風呂に入り、身支度して北上。
ラッセル車、同じ撮るなら装備を展開している姿を捉えたい・・・、そう考えて竹田~青倉間の陸橋に向かいました。
今は亡きDE15 2525号機時代にも撮影したポイントで、晴れれば順光になるポイントでもあります。
ここは翼も開いているしフランジャーも下がっているので、一番カッコいい姿を収めることができます。
先行の「うみやまむすび」で試し撮りし、本番を迎えました。
竹田方面からゆっくりと近付いてくるキヤ143形。
ラッセル装置は単線型に展開され、翼は両側共に開いています。
フランジャーも下がっており、一番カッコいいスタイルを記録することができました。
下の写真は後追いしたもの。
前側ではラッセル用に合わさっている装置ですが、後部は左右に開き、雪を線路の両側へ押しのけるようにしています。
山陰本線では大きく広げていますが、播但線ではこれが限界のようです。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
試雪9660D 2020(令和2)年11月13日(金) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし
途中駅で運転停車を繰り返す試雪9660D。
何度か撮影できるのですが、欲張らずに渕区へ直行しました。
第三市川橋りょうを渡るシーンを、真名谷の山を入れて撮影したかったのです。
雲もありませんし日当たりはバッチリ!!
熊笹をかき分けて市川へ。
生野駅で交換する列車が通過、とても良い光線状態です。
が、試雪9660Dの通過時刻が迫って来ると、流れてきた雲が太陽を覆ってしまいました。
山には陽が当たっているものの橋りょう周辺は真っ暗。
やがて踏切が鳴動し、大福トンネルからキヤ143形のエンジン音が聞こえてきました。
「もうあかん」と思った瞬間、陽が入り始め、何とか見れる程度に陽が入ってくれました。
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
試雪9661D 2020(令和2)年11月13日(金) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:なし
試雪は寺前到着後、20分ほどで折り返します。
寺前方面へ降りても時間が無さすぎる、当初は長谷駅入線をホームから狙おうかと思っていましたが、上市川橋りょうへ向かうことにしました。
先行の「うみやまむすび」などを撮ってればすぐに時間が来ますしね(^-^)。
西陽が射しますが、キヤ143形の顔には陽が回りません。
まぁ、車体が赤いから暗くでも大丈夫(笑)、それより播但線と分かるポイントで撮りたかった。
後から2名いらっしゃり、3名での撮影となりました。
エンジン音が聞こえ、側面に西陽を受けてゆっくりと上市川橋りょうを渡って行きました。
この日使用されたのはキヤ143-3でした。
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