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「やまぐち号のサプライズ2」の巻

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上:爆煙C571、長門峡発車!
9521レ 2008年8月17日(日) JR山口線長門峡~渡川間にて
Canon EOS-1D Mark II N
EF24-70mm f/2.8L USM

2日の撮影は長門峡発車からと決めていたので、宿を出たのは午前9時。空は雲っているものの、結構明るいので昨日より条件はいいようです。
そのまま長門峡へ直行。さっさと場所取り。恐らく誰もこないだろうと安心してました(笑)。
9521レを先行する下り普通列車が到着すると数人のファンが下車して定番ポイントへ歩き去って行きました。
気温は上昇し、少し歩くと汗が出る始末。昨日とは大違いです。
11時ごろに撮影ポイントへ移動。少し後に1名来られ、2人での撮影となりました。
すぐ横の警報機が鳴り始めました。今日も定刻です。駅侵入前にC571がけたたましい汽笛を数回鳴らします。ホームの線路よりに誰かいたのかも知れません。
やがて、大きなブレーキ音を響かせて列車は長門峡駅に到着。C571の安全弁が吹いていました。
車掌さんの笛が聞こえたときにはC571はそこそこの煙を吐いていました。
数秒後、C571は割れんばかりの長笛を鳴らしました。これが鳴り終わる前にC56160も長笛を。鳴り終わると同時にゆっくりと発車。途端にC571は大爆煙を上げ始めました。
真っ直ぐに立ち上る煙を見、夢中でシャッターを押したことは言うまでもありません。

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上:徳佐風に泣く
9521レ 2008年8月17日(日) JR山口線徳佐~船平山間にて
Canon EOS-1D Mark II N
EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM

長門峡から撤収後、向かった先は徳佐定番。最近は駅発車のカーブばかりだったのでたまには・・・、と。
だけど、追っかけで慌てて場所を確保したってダメですね。おまけに風向きがね(^-^;)。
C571が良い煙を出してくれたんですが、それが“徳佐の風”に流されてC56160と続く客車が隠れてしまいました。C56160が前照灯を点けているのでなんとか重連だとわかりますが・・・。

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本務機赤プレC571(上)、後補機赤プレC56160(下)。「C56後補機運転」復活!!
9522レ 2008年8月17日(日) JR山口線津和野~船平山間にて
Canon EOS-1D Mark II N
EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM

9522レ、当初は津和野城址から俯瞰しようと考えていました。しかし、午後はドンヨリ曇り空。雨が降りそうな感じです。登って降られたら・・・、と白井竹やぶへ行くことにしました。
地主さんに駐車の許しを得て車を止め、場所確保。1時間ほど車内で時間を潰しました。
蒸し暑い車内、宿で水筒に入れてもらった津和野名物「まめ茶」を飲んで、暑さをしのぎます。
午後3時、竹やぶに上ってセッティング。最終的に4人での撮影となりました。
ここに来ておられた方が「今日、補機が付くんでしょ?」とおっしゃるので「ええ、重連ですよ」と答えると、別の方が「いや、今日はプッシュプルですよ」とおっしゃるではないですか!?これには驚きました。
何でも、津和野駅で早々にマイテ後部にC56160が連結されたのを見たということでした。また別の方も、津和野駅での入換中、C571にヘッドマークが付いたままだったとおっしゃいます。
これはもう、間違いなく「C56後補機運転」結構です。
私自身は、今年は後補機運転はないだろうと考えていただけに、自分が撮影に来ている間に行われるなんて、嬉しくて仕方ありませんでした。
知ってたら絶気運転の場所で編成全体を撮影できる場所を選んだでしょうけど、場所を変える時間なんてないし、ここで何とか記録するしかありません。
自分なりに構図を考えますが、本務機が煙を上げてくれば後補機はどうしても隠れる・・・。昨年のことがあるから、ひょっとしたら本務機完全燃焼で来るか?と期待していました。
通過時刻、昨日撮影したトンネル突入の汽笛が鳴ります。音色からして確かにC571です。少し間をおいてC56160の汽笛も。
カーブを曲がったC571、見事なまでの爆煙でした。普通なら喜ぶべきところですが、後補機C56160が全く見えません。
直線をこちらへ向かってくる間、C571とC56160が交互に汽笛を鳴らし続けます。やがて手前のカーブをC571が曲がり始めます。次位はレトロ客車の展望オハフ。C571のゆったりしたドラフト音が白井カーブの方へ遠ざかって行くと同時に、C56の小刻みなドラフト音が近づいてきます。
C571が残した煙が薄れ、編成を押すC56160が確認できました。
赤プレに留まらず、後補機運転まで披露してくださるとは、山口鉄道部さんには本当に頭が下がります。
山口鉄道部長以下、関係の皆様、2日間存分に楽しませていただきました。本当にありがとうございました。
ちゃんと新作オレカ、買って帰りましたので(←お返しにならないか・・・)。

この後、レンタカーを返しに新山口へ。丁度、マイテ492+レトロ客車の入換に遭遇。担当はC56160でした。

by 95219522 | 2008-08-18 01:18 | SLやまぐち号・津和野稲成号 | Trackback | Comments(2)
Commented by 魚橋25 at 2008-08-18 21:37 x
何と!!
強運の持ち主ですな~(笑)
まあ天候がイマイチだった様なので・・(負け惜しみ)
此れで、2回連続して訪れたんですが、以外に熱く成らなかったです(笑)
皆さん撮影後、鳥肌が立ったとか仰って結構興奮されてましたが、冷静な自分にチョット驚いたりしています。秋にもう一度訪問したいと思っていますので、また機会が有りましたら御一緒したいですね。
Commented by 95219522 at 2008-08-20 09:57
おはようございます。
DX号に行けなかったので、平穏な重連を楽しもうと出かけた2日間。まさか赤プレ・後補機のサプライズに遭遇するとは思いもしませんでした。今年の運を使い果たしたような気が・・・(汗)。
11月の運転最終日辺りにお出かけになってはいかがでしょうか。沿線風景はもちろんですが、煙や汽笛のサービスの可能性大ですから。
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