遠征最終日のUPがかなり遅くなってしまいました。
SL「やまぐち」号運転再開を受けて販売も再開された指定席券、再開初日に駅の窓口で24日の9522レの指定席券を購入しました。 SL「やまぐち」号には何度も乗車していますが、重連時の乗車は今回が初めてでした。 この日は一日、妻と行動を共にするため、トイレが近くにある長門峡からの撮影としました。 Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM 9521レ 2014年8月24日(日) JR山口線長門峡~渡川間にて 長門峡に到着、妻を車に残してポイントを下見。 車に戻った途端に大雨となりました。 スマホで、以前よく播但線で御一緒した方のフェイスブックを見てみると、何と同じ場所にいらっしゃる! 車を探し、久しぶりの再会となりました。 向こうも驚いていらっしゃいましたが、まさか山口線で、しかも多くの撮影地がある中で同じ撮影地をチョイスし、再会するとは何たる偶然でしょう。 いろいろお話してる間に時間は経ち、正午近く。 篠目発車のものらしい2発の汽笛が響きました。 やがて長門峡駅に停車したC571の前面を確認。 汽笛二声!!良い煙りを吐きながら橋梁を渡ってきます。 そのままそのままと願いつつファインダーをのぞきますが、あっという間に煙りは薄くなり、迫力に欠ける結果となってしまいました。 Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 9521レ 2014年8月24日(日) JR山口線地福~鍋倉間にて 続いては地福発車を。 どんより曇った上、風が吹くので煙りが流されることは必至でしたが、復旧された線路上を駆ける姿を記録しておきたかったのでここを選びました。 結構なファンが集まり、乗客でにぎわう地福駅を遠目に見ていました。 上り普通が通過、これの到着を待って汽笛二声!!重連編成がゆっくりと進行してきました。 C56160はほぼ無煙、一方のC571は爆煙でしたが、煙りは向こう側へ流れてしまいました。 両機ともドレインを切りながら通過して行きました。 この後、徳佐カーブでも撮影しましたが、前日と代わり映えしないので掲載省略です(^-^;) Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM 2014年8月24日(日) JR山口線津和野駅にて 妻に、間近で蒸機を見せてあげようと、津和野駅までやって来ました。 入換中、C56160は汽笛を鳴らすのに、C571は沈黙したまま・・・? 何でやろ・・・、と思いながらも撮影。 集塵装置下にやって来たC571、8月23・24日限定の全線運転再開記念HMを掲出し、珍しく標識灯を点灯していました。 Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 2014年8月24日(日) JR山口線津和野駅にて C571が集塵装置下で停車すると、C571の乗務員はもちろん、C56160の乗務員もC571の傍に集まってきました。 ランボードに上がり、汽笛の点検をしている様子。 どうやら汽笛の弁が開かないか何かの故障らしく、汽笛を鳴らせなかったようです。 乗務員が集まり、どう修理するかを検討していたようですが、結局針金を集めて応急措置が取られました。 Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM 2014年8月24日(日) JR山口線津和野駅にて C571の汽笛修理中、無人のC56160はポツンと佇んでいました。 一昨日まで主役だったC56160、HMステーも外され、どこか寂しげ。 Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM 9522レ 2014年8月24日(日) SL「やまぐち」号車内より 昼食を済ませ、レンタカーを返すとすでに15時を回っていました。 そのまま津和野駅へやって来ましたが、SL「やまぐち」号乗客の改札は15時30分頃からとの事。 先頭に並び、転車台方面を見ると、C571とC56160が連結されるところでした。 短笛二声、重連の蒸機がホームの向こうを通過して行きました。 客車との連結が終わり、ホーム据え付けが終わった頃には15時40分近くになっていました。 5号車の座席に荷物を置き、大急ぎで先頭へ。 C571と妻の記念撮影をし、また大急ぎで座席へ戻りました。 間もなく発車。 蒸機列車特有の、グン・・・グン・・・と前へ前へと引っ張られる揺れを楽しみながら、こちらに手を振る人たちに夫婦揃って手を振り返す私たち(笑)。 やがて津和野の橋梁を渡り、右カーブへ入ったところを撮影したのが上の写真。 Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM 9522レ 2014年8月24日(日) SL「やまぐち」号車内より 車掌さんから記念乗車証をいただきました。 台紙付きの立派な硬券切符で、全線運転再開記念のものなので23・24日のみの限定配布ということでした。 良い物をいただけて、夫婦で大喜び! さて、船平山駅を通過したころから沿線は雨。 突然降り出したのでしょう、傘も差さずに手を振る人がたくさんいました。 徳佐駅停車中に1号車へ移動し、展望デッキに越しにC56160のテンダーを撮影。 山口線におけるC56160牽引列車はDD51との重連となっていますので、展望デッキ越しにC56160のテンダーを眺められるのは、C571との重連運転時のみとなりました。 Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM 9522レ 2014年8月24日(日) SL「やまぐち」号車内より 篠目駅でも大雨、集まったファンは雨に打たれた様子でした。 発車直後から5号車の展望スペースに陣取りました。 篠直を登坂する間、結構いい煙りを吐いていたようです。 絶気合図、サミットを超え、間もなく田代トンネルに突入。 その瞬間を撮影しました。 私の横にいた、高校生くらいでしょうか、綺麗に髪を編んだ女の子が私を見るので、 「このトンネル、長さ2kmくらいあるんやで!長いんやで!」と教えてあげると、驚いた様子で笑顔になり、だんだん小さくなっていく坑口をじっと見ていました。 宮野を通過して山口市内へ。 沿線の至るところで、手を振る人々を見かけました。 SL「やまぐち」号は、沿線の人々に本当に愛されているんやなぁと実感した遠征でした。
by 95219522
| 2014-09-18 17:02
| SLやまぐち号・津和野稲成号
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