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「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻

1日目は白井での大迫力を満喫し、太鼓谷稲成神社へ古いお守りを奉納。
いつもの宿へチェックインしました。
前回はお客さんが減ったと、女将さん以下スタッフの方が肩を落としておられましたが、今回は満員御礼のようでした。
夜9時過ぎからは餅つきが催され、楽しい夜を過ごしました。
明けて2日目は昨日諦めた大山第三踏切へ。

「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻_d0144549_040012.jpg

美顔
Canon EOS-1Ds Mark III / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9521レ 2009年10月11日(日) JR山口線宮野~仁保間にて

ちょっとしたスペースに駐車して踏切へ。
踏切脇に車が1台あったので、またダメかなと思いながら近づいてみると、踏切での撮影者ではない様子。
ご挨拶して踏切脇に場所を確保。
ここ、直線をこちらへやって来るシーンを撮影すると機関車が傾くので、手前カーブでシャッターを切ることにしました。
しばらくすると2名の方がいらっしゃり、ご一緒することに。
カメラやビデオなど、あれこれ話をするうちに時間が経ち、C571の汽笛が聞こえ始めました。
大山路踏切へ登って来るドラフト音が聞こえ、だんだんとこちらへ近づいてきます。
カーブを曲がった出たC571は爆煙!
空転することなく通過して行きました。
この構図でも、爆煙ぶりはお分かりいただけると思います。

「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻_d0144549_0525417.jpg

秋の築堤
Canon EOS-1Ds Mark III / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9521レ 2009年10月11日(日) JR山口線長門峡~渡川間にて

大急ぎで撤収後、車の流れに乗って長門峡へ。
先のポイントでご一緒した方と前後の位置に陣取り撮影。
ここのススキは毎年綺麗で、逆光でススキの穂が輝きます。
これを入れての撮影にチャレンジしてみました。

「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻_d0144549_0581541.jpg

徳佐の風に流れる煙
Canon EOS-1Ds Mark III / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
9521レ 2009年10月11日(日) JR山口線徳佐~船平山間にて

この日の撮影は定番追っかけとなりました。
続いては徳佐定番。
到着するといつも通りの“徳佐風”、カーブを狙えば手前に煙が流れて客車が隠れてしまいそうだったので、直線から手前カーブにかけてを狙いました。
ズームレンズ400mmいっぱいでも遠いですね(笑)。
後方で、風に舞った煙が広がり、余計なものを隠してくれましたし、線路下のススキは浮かび上がってくれました。
客車もしっかり確認できますし、満足できるモノになったと思います。

「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻_d0144549_163930.jpg

津和野にて
Canon EOS-1Ds Mark III / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9522レ 2009年10月11日(日) JR山口線津和野~船平山間にて(トリミング)

9522レは津和野らしさを取り入れようと、大鳥居を入れられるポイントへ。
しかしいざ構図を決めようとするとかなり難しい場所で、あれこれ悩んだ挙句、このような構図に。
ここでは他の撮影者にご無理をお願いすることになってしまいましたが、快くご理解いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
上りの「スーパーおき」、9522レ前の上下普通で試し撮りの後、本番を迎えました。
やって来たC571、予想以上の煙!!
しかし風に煽られた煙は肝心の大鳥居を隠すように流れてしまいました(笑)。
こればかりはどうしようもありません。
この“大爆発”に興奮し、鳥居を捨てて撮影したのが下の写真です。
ここでは思いっきりシンダを被りました。
「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻_d0144549_117432.jpg

津和野の急勾配に挑む
Canon EOS-1Ds Mark III / EF70-200mm f/2.8L IS USM
9522レ 2009年10月11日(日) JR山口線津和野~船平山間にて

「煙の嵐だやまぐち号!その2」の巻_d0144549_1211622.jpg

山影の峠道
Canon EOS-1Ds Mark III / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS USM
9522レ 2009年10月11日(日) JR山口線篠目~仁保間にて(トリミング)

撤収後、篠目付近で時計を見ると篠目発車の10分前でした。
田代踏切近くへ向かいました。
踏切に撮影者がいらっしゃるのが見えたので、写り込まないよう笹に身を隠しての撮影。
思いのほか暗く、絞ることができなかったためにゴーストが・・・(涙)。
煙はほぼ湯気状態ですが、黒煙とは違った良さがあると思います。

2日間の撮影はこれにて終了。
各ポイントでお会いしたみなさん、お疲れ様でした。
2日間乗務され、最高のシーンを見せてくださった機関士さん、ありがとうございました。
また、ご挨拶させていただいた地域の方々、お邪魔させていただきながら、笑顔で迎えてくださり、感謝しております。本当にありがとうございました。

by 95219522 | 2009-10-13 01:30 | SLやまぐち号・津和野稲成号 | Trackback | Comments(8)
Commented by つ~ち at 2009-10-13 21:49 x
おかえりなさい!

爆煙おめでとうございます(笑)

私もズバリそうですが、やまぐち号中毒です。
ほんで、自分が撮ってないバリエーションのやまぐち号を見ると悔しいです。

よって赤プレートのやまぐち号悔しいです(泣)

ケン坊さんはやっぱ赤プレートですね(笑)

季節感もばっちしやし、煙も最高!エエ写真ですね。

いつまでもC571にがんばって欲しいですね。
Commented by 95219522 at 2009-10-14 17:36
>つ~ちさん
昨年はたまたま撮影に行った8月の重連以降、赤プレが続き、9・11月にも撮影に出かけたのでケン坊=赤プレというイメージがついちゃったのかな(笑)。
赤プレのC571、撮影されてないんですか?
C571、前回の全検以降は元気いっぱいといった感じです。
今年の運転が終われば全検じゃなかったかな?
テンダーが新品になったんですから、キャブの多いや各ケーシングも新品になりませんかね(笑)。
Commented by 鉄子 at 2009-10-14 22:34 x
こんばんは やはり山口は 見せ場が沢山ありますね 私は連休 D51へ行ってきました 煙 白かったです(笑)
Commented by たか at 2009-10-14 22:54 x
どうもです。いやはや、前項と合わせて見ました。どれもこれもすごい迫力のある写真ばかりですね。ドラフト音も聞こえてきそうなくらですよ。やっぱりこれくらい走る蒸気機関車を見ると、梅小路の展示運転では物足りなくなりますね。
Commented by 95219522 at 2009-10-15 17:23
>鉄子さん
「やまぐち」号、乗務される方にもよりますが、必ずと言っていいほど迫力満点のシーンを目の当たりにすることができます。
サービスして下さるので感謝感謝です。
東のD51、元気に走ってるようですね!
ボイラー不調による休車でしたから、しばらくは様子見かもしれませんね。
貴ブログへのアップ、楽しみにしてます!!
Commented by 95219522 at 2009-10-15 17:34
>たかさん
こんにちわ。

>どれもこれもすごい迫力のある写真ばかりですね。
煙が期待できる場所を狙って撮影していますが、乗務員さんの“腕”によるところが大きいと思います。
ファンに対して蒸機の魅力を思いっきり見せつけて下さるわけです。
楽しませてくださるのですから、「恩返し」のつもりで新幹線利用、年に一回ですが「やまぐち」号乗車、グッズ購入などさせていただいてます。
地域の方のご迷惑にならないように、自分なりに考えて行動するのは当然のことですね。

>ドラフト音も聞こえてきそうなくらですよ
案外、レトロ客車のスハフ12の発電用エンジンの音が大きくて、ドラフト音といい勝負してますよ(笑)。
Commented by けんたろう at 2009-10-16 21:08 x
遠征お疲れ様です。2ヶ月連荘ですね。
なかなか迫力あるお写真が撮れましたね、天気も良かったみたいですし。
沿線での「ドラマ」を書かれてますが、皆が気持ちよく納得が出来る写真を撮るにはちょっとした気配り、声掛けも大切ですね。
Commented by 95219522 at 2009-10-17 17:20
>けんたろうさん
どうもです。
山口線、私にとっては“遠征”にはなりません(笑)。
天気は、雨男の汚名返上といったところで、宿の女将さんも驚いてました(^-^)。

>皆が気持ちよく納得が出来る写真を撮るにはちょっとした気配り、声掛けも大切ですね。

ホント、そうですね。
私自身も他の方に迷惑をかけてる面があるかも知れませんが、それを1つでも無くすよう、努力はしてるつもりです。
そういう“姿勢”が大事なのでは・・・、と考えています。
私がえらそうなこと、言えた柄じゃないですけど(汗)。
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