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「事故との遭遇!?」の巻

本日は寺前工臨の運転日。
天気も良いので撮影に出てきました。

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梅雨空の元
Canon EOS-1Ds Mark III / EF24-70mm f/2.8L USM
工8690レ 2009年7月23日(木) JR播但線にて

朝、用事があったので北上したものの新井まで行くのが精いっぱい。
なんてことない場所で撮影しました。
伸びた稲が綺麗だったのですが、生野峠以北は梅雨空。
いい色が出ませんでした。
新野駅で工事でもしていたのでしょうか、DE10はホイッスルを数回鳴らし、かなりの低速で新井駅に入線していきました。
この場所では小さな小さな雨ガエルがいっぱい、ピョコタン・ピョコタンと跳ねていました(笑)。

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空ホキ、軽やかに峠を下る
Canon EOS-1Ds Mark III / EF70-200mm f/2.8L IS USM
工8690レ 2009年7月23日(木) JR播但線にて

新井・生野の停車時間を利用して先回りし、俯瞰ポイントへ。
後追いになりますが、あえてここへ行きました。
列車の向こう側に写っている紫陽花の脇に、早くからファンが陣取っておられましたが、何とか列車で隠れました。
長谷俯瞰の登り口に他府県ナンバーの車が1台あったので、どなたか登っておられたようですね。
12時20分ごろ、第4種踏切通過前のホイッスルが響き、工臨編成は峠を下って行きました。
この後、親戚のおばさんに遭遇し、昼食をいただき、一旦生野へ。
銀馬車・鉱石号充当の1236Dを撮影するため、為信お堂へ行くと、血相を変えた親戚のおばさんが私を呼んでいます。
聞くと、お堂横の田んぼの畦から市川へおじいさんが転落したと言うのです。
私もそのおじいさん、子供のころから知っていますからびっくりして現場へ急行。
しかし、河原は3~4m下ですし、ほぼ垂直の斜面には木があって、おじいさんが確認できません。
声をかけると、意外と近いところで返事が聞こえます。
枝をよけてみると、畦から1mほど下で、木に引っ掛かっていました。
これからおじいさんを引き上げるまでが大変でしたが、区長さん、たまたま近くで工事をしていた業者の方などが応援に駆けつけてくれて、無事おじいさんを引き上げることができました。
骨折などはなく、腕に広範囲の擦り傷がある程度で、意識もしっかりしておられたので何よりでした。
それにしても、過疎化が進む地区、しかも平日ですから、若い人などいないのが常ですが、工事業者さんも若い方ばかりだったのが幸いでした。
おじいさんを救出し、抱えて歩いていると、撮影しようと思っていた1236Dが通過していきました。
約1時間、ほぼ垂直の斜面で、おじいさんを引き上げるのに邪魔な木や枝を切ったり、ロープを掛けたりしてたので、足はパンパン(笑)。
ともあれ、おじいさんが無事でよかった!
もう無理せず、長生きしてくださいね!!
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「故郷の鉄路 播但線 -第3回藤原賢吾「播但線」写真展-のお知らせ

開催場所:生野マインホール 2階会議室
開催日程:09年7月30日(木)~8月2日(日)
開催時間:午前9時~午後5時
入場無料

後援:銀の馬車道ネットワーク協議会 鉱石の道推進協議会

お問い合わせはお名前を明記の上 95219522@excite.co.jp まで

by 95219522 | 2009-07-23 18:14 | 播但線 | Trackback | Comments(8)
Commented by けんたろう at 2009-07-23 21:43 x
工臨出撃、お疲れ様です。
人命救助とは、良い経験をされましたね。汗だくになったのでは?
おじいさん、軽傷でよかったですね。表彰もんかな?
Commented by 北近畿三田鉄道 at 2009-07-23 23:41 x
写真展いいですね。地元の鉄道をお互い大切にしましょうね。
Commented by masamune889 at 2009-07-24 00:14
人命救助に工臨の撮影お疲れ様ですm(_ _)m
おじいさんが無事で何よりです。
うちのおじいさんにも無理しないように言っておかないと(^^;)
Commented by 鉄子 at 2009-07-24 07:40 x
おじいさん 不幸中のさわいでしたね ケン坊さんがいらっしゃる時でよかったです
工臨出撃されたのですね 私は行けませんでしたが 相棒が どうしても
バラスト一杯のホキを撮りたい 最後のチャンスと 出撃しました 寺前でも 作業の方達も 6時から6:30には出るよ とおしゃっていたのですが 7時過ぎても 寺前におねんねでした(笑) 今年はもう無理ですね 来年の夏至のころ狙います(笑) 又ダイヤが変わったりして(笑)
Commented by 95219522 at 2009-07-24 11:09
>けんたろうさん
自転車で転倒した子供など、最近こういうことに出会ってしまうことがあるので、今度は自分に来るんじゃないかと警戒しています(笑)。
今回の現場はけんたろうさんならよくご存じでしょうけど、あの高さですから一瞬ひるみましたよ(笑)。
おじいさんを助け上げて落ち着いて、ようやく自分が汗だくになっていることに気付きました。
Commented by 95219522 at 2009-07-24 11:14
>北近畿三田鉄道さん
初めまして。
地元・播但線だけに注目した写真展、今年で3年目になります。
沿線の方を対象としていますが、毎回「播但線もいいとこ、いっぱいあるんやな~」と言った声を聞きます。
普段見落としている風景などを再認識し、播但線に愛着を持っていただければと思っています。
よろしければお立ち寄りくださいね。
Commented by 95219522 at 2009-07-24 11:21
>masamune889さん
masamuneくんはカブに乗ってるのかな?
ブログ拝見したら写真が掲載されてますね。
私は以前、ホ〇ダの「シャドウ」という400ccのアメリカンに乗っていたんですよ。
バンパーやフォグランプ、ブルーのパトライトを着けて走りまわっていました(笑)。
腰を悪くしたので売ってしまいましたが・・・。
過疎が進む地域では、お年寄りが自身で畑や田んぼに出られます。
台風の時に高齢者が、増水した川に転落してしまうのも、こういう背景があるんですね。
Commented by 95219522 at 2009-07-24 11:37
>鉄子さん
遠征されてたんですね!
お疲れ様でした。

>ケン坊さんがいらっしゃる時でよかったです
実はこのとき、為信の橋の長谷駅よりで撮影するつもりだったんですが、なぜかお堂まで行ってしまったんです。
で、今回の事故に遭遇したというわけです。
転落直後だったようです。
私一人では救助は無理だったと思いますが、たまたま区長さんがいらっしゃって駆けつけてくれた事、近くで4・5人の工事業者さん(若い方たち)がいらっしゃって手伝ってくださった事もあって無事に救出できたわけです。
平日の昼下がりですから、働き手はいない時間帯。
私はともかく、区長さん・業者さんが近くにおられたことは奇跡に近いと思います。
ホント、不幸中の幸いとは、こういうことを言うのですね。
ほぼ垂直の斜面で作業をしたので、お尻と足が筋肉痛です(笑)。

相棒さんが復路狙いでいらっしゃったんですね!
昨日の工臨の折り返しは22時台だったそうですね。
往路は毎回同じ時間ですが、復路は作業の場所によって変更があるので注意が必要ですね。
ダイヤ変更、以前の時間帯に戻るなら最高ですよね!
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