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No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号

管理人=ケン坊です。
本日2本目のアップとなります。

北部に雪の予報が出ていましたので、ライブカメラを注意して見ていました。
豊岡では結構な積雪となったようですが、生野では薄く積もっている様子。
行こうかどうか迷いましたが、行かずに後悔するのが嫌なので(笑)。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_17342662.jpg
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
220D 2021年1月30日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅

今朝の雪は、寺前辺りから民家の屋根や畑などが白くなっており、山も白くなっているようでした。
道路への積雪は皆無、順調に生野駅に到着しました。
生野では、しばらくボタ雪が降っていましたがすぐに小雪に変わりました。
いつも同じ感じで撮影している生野駅、今朝は青い跨線橋に白いペンキで書かれた駅名を入れ、入線してきた220Dを流して撮影してみました。
木造のホーム上屋、傾斜の緩い跨線橋の階段が生野駅らしさを醸し出します。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_17413563.jpg
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
1221D 2021年1月30日(土) JR播但線生野駅にて
周辺トイレ:生野駅

下り始発の1221Dは反対ホームから。
上屋の梁から吊るされた、古めかしいのりば案内板を取り入れつつ、雪支えが設置された下りホームに入線する1221Dを記録しました。
こういう撮り方でも、木造の上屋が味わい深く写りますね。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_17470490.jpg
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
222D 2021年1月30日(土) JR播但線生野~長谷間にて
周辺トイレ:なし

雪の豊岡からやって来る気動車に着雪を期待し、国道の歩道からフェンス越しに222Dを狙いました。
222Dは生野駅で223Dと交換しますが、ずいぶん早くに到着して長いこと223Dを待つのですね。
222D生野駅到着からかなり経って223Dが到着。
するとすぐに222Dが出てきました。
本線へ出て一気に下り勾配で加速しながらやって来る222D、残念ながら思ったほどの着雪はありませんでした。
しかし、走り去る後部を見ると、巻き上げた雪が付いていい表情をしていたので、折り返し225Dは狙いたいところ。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_18293350.jpg
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
2D 2021年1月30日(土) JR播但線竹田~青倉間にて
周辺トイレ:なし

鳥取からの2D「はまかぜ2号」、やはり着雪を期待して、竹田城跡を後方に望むポイントで狙いました。
通過20分前の到着、その時は竹田城跡の石垣が綺麗に見えていましたが、時間が経つにつれて雪が激しさを増し、輪郭が薄っすらと見える程度になってしまいました。
やがて、やって来た2Dの着雪はほぼ無し、残念!
線路の雪を巻き上げている様を記録できただけでも良しとするか。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_18351214.jpg
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
225D 2021年1月30日(土) JR播但線青倉~竹田間にて
周辺トイレ:なし

顔を撮りたい225Dは2Dと新井駅で交換します。
2D撮影後、大急ぎで竹田城跡近くの跨線橋へ。
前回ほどではありませんが、薄く雪化粧して雰囲気は満点。
225D通過まで時間がないので急いでカメラをセット、露出を決めたところで通過となりました。
この気動車のこの顔が、今朝一番雪を着けていました。
着雪の顔、雪を巻き上げながら疾走するキハ41もなかなかどうして。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_18401491.jpg
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
226D 2021年1月30日(土) JR播但線新井~生野間にて
周辺トイレ:なし

たいこ弁当跡地まで戻ってきました。
まもなく226Dが、播但線最大の難所である25‰の生野峠を登ってきます。
雪山に抱かれて登坂する226Dを狙ってみました。
ちょうど朝陽が当たり、キハ41の朱色が眩しいほどでした。
2両のキハ41が手に手を取り、ゆっくりゆっくり生野へと登って行きました。

No.2021-9 「薄化粧の播但線」 1月30日号_d0144549_18443767.jpg
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
上:227D 下:8091D 2021年1月30日(土) JR播但線生野~新井間にて
周辺トイレ:なし
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かつてのC57三重連の撮影名所だった円山の築堤を望むポイントへ。
すぐ下を播但道が走っており、トラックやバスが通れば即アウトという場所なので、撮影成功は運次第。
先ほど226Dを見送ったので、すぐに227Dが降りてきます。
急いでポイントへ上がりカメラをセット。
列車の音が全く聞こえないので、シャッターに指を掛け、ファインダーを覗いて待つことに。
やがて杉の木立の向こうからキハ40が顔を出しました。
正面がこちらを向いたところで撮影。
続いて峠を降りて来るのは8091D「かにカニはまかぜ号」です。
明日まで運転で、明後日から運休になる8091D。
マークもなにもないので、定期はまかぜと変わらぬ姿ですが記録しておきたくて。
50分ほど待ってようやく通過時刻。
さすがに6両ともなればジョイント音が聞こえてきます。
エンジンブレーキを掛けるような、あの独特のエンジン音を轟かせて急坂を下る8091D。
さすがに緊急事態宣言下、自分が見えた限りでは乗客は3人でした。

陽も高くなり、もともと薄い積雪ですからすでに溶けた箇所も多いので、今朝の撮影はここまで。

# by 95219522 | 2021-01-30 18:59 | 播但線 | Trackback | Comments(2)

No.2021-8 「播但線でクモヤを狙う」 1月25日号

管理人=ケン坊です
残業続きで更新する時間が取れませんでした(汗)。

25日、播但線の電化区間に電気検測車クモヤ443系が入線、姫路~寺前間を一往復しました。
ちょうど休みと重なったので撮影に。

No.2021-8 「播但線でクモヤを狙う」 1月25日号_d0144549_16592779.jpg
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
上:1D 下:5625M 2021年1月25日(月) JR播但線溝口~福崎間にて
周辺トイレ:なし
No.2021-8 「播但線でクモヤを狙う」 1月25日号_d0144549_16594200.jpg
福崎町は高橋の跨線橋にやって来ました。
ここからの風景は、およそ電化区間とは思えない、山の間を走っているかのように見えるのが好き。
手前の直線を狙うとその雰囲気は激減しますし、なにより線路際の立ち枯れの雑草が邪魔で撮影には向きません。
列車は小さくなりますが、ズームレンズ400mm一杯にしてカーブから出てくるところ狙いました。
晴れると逆光になるので余計に面白いこの場所で、クモヤ443系が来るまでに行き交う列車を撮影しながら構図を確認。
まずは、栄光の1D「はまかぜ1号」を。
かつてのキハ181系が豪快に排煙を吹き上げながら通過した場所、今日のキハ189系もまた、薄いながらも排煙を上げて駆け抜けます。
強い逆光に排煙が浮かび上がります。
続いて5625M。
カーブを曲がって来たのはダブルパンタ編成でした。
播但線の冬の名物としてすっかり定着したダブルパンタ編成、パンタグラフが陽を受けてギラついたところでシャッターを。

No.2021-8 「播但線でクモヤを狙う」 1月25日号_d0144549_17121420.jpg
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
試9697M 2021年1月25日(月) JR播但線溝口~福崎間にて
周辺トイレ:なし

強風の中待つこと1時間、ようやくクモヤ443系の通過時刻となりました。
北よりの風が吹くので下り列車の音が全く聞こえません。
撮影のタイミングを逃さないため、溝口駅通過時刻からファインダーを覗いて待ちました。
やがて、カーブを曲がってクモヤが姿を見せました。
前照灯の灯りがレールに反射しています。
運転台屋根越しに、検測用パンタを照らすLEDライトが2灯点灯していることも確認できます。
この照明を記録するために高い位置から狙ったのですが、高運転台車なので写るかなぁ・・・と思っていたのですが、何とか記録することができました。

No.2021-8 「播但線でクモヤを狙う」 1月25日号_d0144549_17200617.jpg
Canon EOS-1D X / EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
左:3D 右:試9696M 2021年1月25日(月) JR播但線甘地駅にて
周辺トイレ:甘地駅

クモヤの折り返しを撮影すべく寺前方面へ走りますが、めぼしい場所にはすでに先客があり断念。
結局、3D「はまかぜ3号」との交換シーンを記録しようと甘地駅を訪ねました。
先に1名、改札を入る方があり、私が入った後にも1名。
その後数名が来られてクモヤ入線となりました。
動き回らず留まって、クモヤと3Dが並ぶ瞬間を綺麗に納めることができるよう構図を探りました。
しばし後、6両に増結の3Dがゆっくりと入線し通過していきます。
クモヤの顔に架かる3Dの影が消えた瞬間を狙って撮影。
クモヤに架線の影が入ってしまうのが残念でしたが、ここでしか撮れないシーンを納めることができました。

# by 95219522 | 2021-01-30 17:29 | 播但線 | Trackback | Comments(0)

No.2021-7 「雪化粧の播但線 再び vol.2」 1月19日号②

管理人=ケン坊です。
vol.1の続きです。

No.2021-7 「雪化粧の播但線 再び vol.2」 1月19日号②_d0144549_11141970.jpg
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
227D 2021年1月19日(火) JR播但線生野~新井間にて
周辺トイレ:なし

川尻区で撮影後、神子畑川橋りょうを見下ろす跨線橋へ。
途中数か所ロケハンしたため時間を使ってしまい、227Dと生野駅で交換する226Dと岩津辺りで行き違いました。
跨線橋下に到着したのが227D生野駅発車の3分前、大急ぎで跨線橋を駆け上がりました。
構図を確認してようやくポジションを決めた時、直線の奥に227Dの姿が見えました。
急いで、しかし慌てずに水平を出し、露出を決め、置きピンを完了した頃には列車は橋りょうの中ほどまで来ていました。
時間が無い中、何とか撮影に成功。
雪を纏ったトラス橋もなかなかカッコいいものです。

No.2021-7 「雪化粧の播但線 再び vol.2」 1月19日号②_d0144549_11262361.jpg
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
上:1228D(後追い) 下:8091D 2021年1月19日(火) JR播但線竹田⇔青倉間にて
周辺トイレ:なし
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さらに北上し、竹田城跡近くの切通しに架かる跨線橋へ。
青倉側は余計なものが写り込まない、とても良い場所です。
この日は、山陰の冬の味覚へ誘う8091D「かにカニはまかぜ号」の運転日なので、これを狙います。
到着後しばらくは雪が降り続いており、1228D通過時は自らが巻き上げた雪も相まってとても良い雰囲気を醸し出してくれました。
8091D通過が迫ると雪は止み、上空は青空が覗くことも。
空の青色を受けてか、雪が青みを帯びた中、6両編成の8091Dが重厚なエンジンのサウンドを轟かせて駆け抜けました。

No.2021-7 「雪化粧の播但線 再び vol.2」 1月19日号②_d0144549_11403002.jpg
Canon EOS-1D X / EF24-70mm f/2.8L USM
231D 2021年1月19日(火) JR播但線長谷~生野間にて
周辺トイレ:浄化センター前公衆トイレ

生野を通り過ぎると景色が一変、山の雪はかなり溶け、杉の黒の方が目立つ状態になっていました。
かえって、残った雪の白が目立つので、それを強調できる下市川橋りょう脇に陣取り、231Dを記録。
空転を警戒してか、かなりゆっくりと登ってきたキハ40。
乗客にとっては、景色を存分に楽しめて良かったのでは?

No.2021-7 「雪化粧の播但線 再び vol.2」 1月19日号②_d0144549_11465161.jpg
Canon EOS-1D X / EF70-200mm f/2.8L IS USM
1D 2021年1月19日(火) JR播但線寺前~長谷間にて
周辺トイレ:なし

長谷を過ぎると雪はほぼ溶けてしまい、河原の石や山の木々に少し残っている程度でした。
峠区の山、上の方だけ雪が残っていたので、麓を駆ける1D「はまかぜ1号」の通過を待って記録してみました。
雪を纏ったというより、水分が凍り付いているように見えて、より寒さが伝わるのではないかと感じます。

通過する1D、6両に増結されてはいるものの、緊急事態宣言を受けて乗客はまばら。
8091D「かにカニはまかぜ号」も2月1日より運転が取り止めになるとのこと。
コロナに打ち勝つためには我慢も必要ですから仕方ありませんね。
19日、播但線の撮影に他地域ナンバーの車で来られていた方を結構お見受けしました。
長谷などは過疎が進んだ限界集落の土地でもあります。
撮影に来られる際は感染対策を十分過ぎるくらいに行っていただきますようお願いいたします。

# by 95219522 | 2021-01-20 11:58 | 播但線 | Trackback | Comments(2)